プレス・リリース

(即時に引用、報道可能です)


 クオリア研究所(所長、クオリア・ケン)は、脳トレと仮想通貨のマイニングを結びつける技術を開発し、4月2日から公開します。


 高齢化が進む中、脳トレは、脳を若く保ち、認知症などの予防に結びつくものとして注目されています。


 一方、仮想通貨は、ブロックチェーン技術に基づく新しい決済手段として話題を集めています。


 ブロックチェーンを維持する計算にはコンピュータや電力が必要です。このため、ブロックチェーンの維持に必要な計算資源の投入を、より社会的に意義の高い目的に使うことが課題となっていました。


 この度開発された「脳マイニング」では、脳トレのメニューをすることで、自動的に仮想通貨が採掘されます。


 ドーパミン系を活性化させて、脳トレをする動機づけを高めるために、仮想通貨の採掘を音声化(「チャリン、チャリン!」)し、タイミングよく耳に届くように工夫しました。

 

 脳トレの進行度を計測するために、簡略化された二電極脳波計、注視点計測装置、スキンコンダクタンスの変化、脈拍、血圧などをすべて一つのスマートフォン搭載アプリ(「脳マイくん」)に集約、実装し、4月2日から、iOS、アンドロイド向けにリリースします。


 スマートフォンに「脳マイくん」をダウンロードすれば、いつでもどこでも、脳トレと仮想通貨のマイニングを始めることができるのです。


 クオリア研究所では、最初の一週間で600万ダウンロードを見込んでいます。


 ところで、「脳マイくん」で採掘される仮想通貨は、脳トレのメニューによって変わります。


 たとえば、記憶課題ではビットコイン、

画像認識課題ではイーサリウム、計算課題ではリップル、言語課題ではライトコインが中心的に発掘されます。


 このため、よりバランスのとれた仮想通貨のポートフォリオを構築するためには、脳トレのさまざまなメニューをこなさなければならず、結果としてバランスの良い脳の活性化が期待できます。


 また、このほど、クオリア研究所では、現代人にもっとも欠けているのが、「今までの人生をふりかえる」「人間の他の側面にも思いを致す」といった認知課題であるという認識から、新しい仮想通貨「ピース」を開発し、4月2日から提供します。


 現代人は、つい、「今、ここ」だけで刹那的に生きがちです。もし、自分の今までの育ってきた道筋、その中で受けてきた恩、さまざまな絆を思い出せば、さらに自分の人生を大切にしようと思うはずです。


 また、他者に対してもついその一面をとらえて差別的にふるまってしまったりしがちですが、その他者にも家族がいること、独自の文化があること、大切な絆があることを思えば、いたずらに差別せずに、尊重しようと思うでしょう。


 ユーザーが「脳マイくん」の起動下で過去を思い出したり、他者の違う側面を思い出したりする活動をする度に、仮想通貨「ピース」が採掘されます。


 「ピース」を貯めると、幸せになります。


 仮想通貨「ピース」は、その名の通り、世界平和に貢献することが期待されます。


 なお、「ピース」のアイコンは、脳がピースをしている画像になる予定で、明日の公開に向けて、ただいま、クオリア研究所内で最後の仕上げが行われているところです。

 ラフスケッチの段階ですが、以下のようなアイコンがさらに洗練されたものになる予定です。


 ご期待ください。


 すばらしい脳トレと仮想通貨が、みなさんの人生に恵みをもたらしますように!



仮想通貨ピース.png

(c) The Qualia Institute 2018