第494回

助手席の助手さん

助手席の助手 19才 女子

知ってることと実際にできるということの壁について。

先日カナダ人の先生の話でご回答頂きました。ありがとうございました!!
茂木さんがよく仰っている「N=1」でしかないという言葉、つまりサンプルの1つでしかないということ。知ってはいたのに茂木さんに指摘されるまで全く思いつきませんでした…

私は高校卒業レベルくらいの英語は身についてると思ってましたが、会話するとなると中学一年生レベルの英語もすぐでてきません。(三人称単数のsを忘れる。don’t have を have not で返してしまったり…)英語教室に通い始めて、その自分の状況にかなりショックでした…笑

知識として持ってることと、実際にそれらを活かせるということは全く違うみたいです。この壁を乗り越えるコツなどありますでしょうか?
何かご教授下さい。

ご回答。

ピアノの演奏をすることを考えてみれば、曲を知っていても、「ミスタッチ」はありますよね。

押そうと思っていた鍵盤と違うところを押してしまう。
むしろ、完璧に押せる方が不思議です。

言葉も同じです。

文法で正しいのはこちら、とわかっていても、違うことを言ってしまう。
しかし、そのようなことが起こるということは、逆に言えば自然に発話しているということです。

ピアノのミスタッチが練習をすれば減っていくように、言葉も、場数を踏んでいくしかありません!

ここからはじまるのです!


nounandemo
 
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