爪楊枝のあたまのところに、なんか切れ込みのようなものがあるけれども、子どもの頃からそういうものだと思っていた。

ある時、確か大学生の頃だったと思うんだけど、誰かがぽきっとあたまを折って、そこに楊枝を置いた。

そして、ほら、これは、このようにして置けるようにつくってあるんだ、しかも特許をとっているんだよ、と言ったので、へえ、そうなのか、と思った。

それ以来、それを確認していなくて、今もググらずにこれを書いているんだけど、この「爪楊枝のあたま問題」は、世の中にはそういうことがあるんだ、という一つの例だと思う。

小さなデザインにも工夫があって、その理由をみんな特に考えずに暮らしていて、その由来を聞くとへえ、面白い、と思うことが世の中にはたくさんあると思う。

(クオリア日記)



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