第417回


Kazuさん

茂木健一郎大先生こんにちは。

当方、神奈川県在住、20歳フリーター、男、Kazuと申します。

モテたくて現役、一浪と国公立の医学部を目指すもサクラチル。来年とはと思いに二浪目に入るもやる気のベクトルが違う方へと。

堀江貴文さんの著書を読んでから好きなように生きるのに憧れ、やりたかった仮想通貨取引で数十万儲けてそのお金でやってみたかったドローンを購入。空撮の動画をTwitterに投稿。

なんやかんやで楽しくは生きているのですが僕の思い描くようなカッコイイ生き方ができてるとは全く思えない。やっぱり、みんなからカッコイイと思われたいし凄いとも思われたい。

茂木先生、理想と現実のギャップは努力でしか埋まらないものなのですか?

それと、やはり将来のことを考えると、とりあえず大卒という肩書は必要なのでしょうか?

ご回答。

まず、文章のリズムが面白いね!
あと、やるだけのことはそれなりにやってきていると思うから、それなりにかっこいいと思うよ!

ただ、チャラさとかっこよさのボーダーには、敏感であって欲しいと思います。

チャラさは、かっこよさの表面をなぞって、実質を伴いません。
一方、かっこよさは、実質が先にあって、それがにじみ出るのです。
堀江貴文のかっこよさには、ものすごい元手がかかっています。
あいつは、想像を絶する努力家なのです。
でも努力を努力と思わないんだよね。

君も、何かに集中と継続ををすれば、自然にかっこよくなると思います。

大学卒は凡人にとっての保険みたいなもので、どちらでもいいのではないでしょうか。
ただ、もし医学部に入るんだったら、医師の免許はとっておいた方が便利かもよ。
プリンシプルとしては、全ての国家による独占資格はダウトだというのが、フリードマン的なリバタリアンの私の見解ですが。。。

nounandemo
 
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