中心を外さずに。 第14回
横綱日馬富士関のこと、暴力は絶対に許されないし、今回報道されていることが事実ならば、厳しい立場に置かれていると思う。
怪我をされた貴ノ岩関の、一日も早いご快復を心から祈る。
相撲界の方々も、このようなことが起こる風土があるならば、ファンのためにも是非反省していただきたいし、改めていただきたい。
その一方で、このような時に、横綱の品格がどうだとか、そういうことを言いたくないし、また、そのようなことを言わなくてはいけない立場には、自分は置かれたくない。
相撲が、肉体的にどれほど厳しいスポーツで、稽古がどれだけ大変か、横綱の重圧がどれほどのものか、もちろん私には想像するしかないことだけど、そのようなことをいろいろ考えると、横綱の品格がうんぬんとか言うことは私はしたくないし、そのような立場にも置かれたくない。
メディアからコメントを求められて、そのようなことを口にする立場にもなりたくない。
私だったら、何も言いたくない。
以上は、私の偽らざる気持ちである。