.Helen Fisher Ted [恋する脳]ファンさん

茂木先生。こんばんは。Dr.Helen Fisher [恋する脳]のファンです。東京都の高1男子です。
Tedという講義の動画のDr.Helen Fisherの[恋する脳]という講義を見て脳や体と恋愛の関係に興味を持ちました。例えば、恋をしているときは、脳の腹側被蓋野のA10細胞群が活発になり、ドーパミンが放出され、麻薬でハイになると同じ部分が活発になるそうですが、恋をしているときは麻薬のハイ状態を勝ると。
ここから質問させて下さい。
その講義をしたDr.Helen Fisherは人類学者です。
ただ、今回の講義は恋愛をたくさんの視野から見てみたもので、(脳科学や、歴史など)とても面白い講義で、より勉強したいと思ったのですが、進路としてどうしたらよいのか迷っています。
心理学から恋愛を選ぶのか、医学から恋愛を選ぶのか。どのように違うのでしょうか。
以前、茂木先生の心理学と脳科学の違いというYouTubeの動画を見させて頂いたのですが、あまりわからず、回答して頂けると有難いです。

ご回答

確かに、Dr.Helen Fisherのtalkは素敵ですよね!
幅広い教養に裏付けられ、洞察も深いです。

その講義に惹きつけられる君はよいセンスを持っている!

さて、恋愛に対するアプローチはさまざまあって、脳科学、心理学、医学、人類学など。
でも、ひょっとしたら君は、恋愛そのものに興味があって、惹きつけられているのではないか?
だとしたら、素敵な恋愛の機会に恵まれることを、心から祈っています!

というのも、脳科学、心理学、医学、人類学それぞれの学問は大切なのですが、これらの学問の研究対象のうち、恋愛は一部に過ぎないからです。
だから、学問として脳科学、心理学、医学、人類学をやろうとしたら、恋愛だけに絞るのはもったいないし、より広い興味や関心が必要とされます。そもそも恋愛は人間の営みのさまざまなスペクトラムの一部だから。

なので、お勧めは、さまざまな学問に幅広く興味を持って学びつつ、自分の人生において素敵な恋愛をすることです。

素晴らしい人生を!


nounandemo

 
脳なんでも相談室へのご相談は、https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/1294423.html のコメント欄までお願いします。

『すベての悩みは脳がつくり出す』