潮 広航(Hirokazu Ushio) さん
こんにちは。今19歳のフリーランスです。サヴァン症候群のことについて
こんにちは。今19歳のフリーランスです。サヴァン症候群のことについて
脳の一部が欠損しているにも関わらず、それを他の部分で補おうとするため、ある特定の分野において常人には到底できないような力が身につくということ。
これについて人間の脳の無限の可能性を感じたのですが、アインシュタインや山下清さんのような能力を誰もが手に入れいはずですが、これを後天的にかつ意図的に作り出すことはできるのでしょうか?
ご回答。
脳の一部が欠損、というのはそういう事例があるというだけで(脳梁がなかったキム・ピークの事例)、サヴァンの方が常にそうではないです。
サヴァンについての一つの考え方は、もともと潜在的にはそのような能力があって、それが典型的な脳では抑制されているというものです。
このため、何らかのきっかけで抑制がとれると、サヴァンが顕在化することがあります。
一方で、抑制をかけている理由は脳のバランスをとるためで、一つの能力が暴走しないためとも考えられます。
ですから、バランスを保ったままに、一つひとつのタスクのレベルを上げて取り組む、というのが一番現実的なアプローチかと思います。
(ご相談なさりたい方へ。 脳なんでも相談室へのご相談は、 https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/1294423.html のコメント欄までお願いします)
これまでの「脳科学生活25年」の中で、よく受ける質問ベスト50を、新たに質問文を自分でつくり、自分で回答した本ができました。
『すベての悩みは脳がつくり出す』
ご回答。
脳の一部が欠損、というのはそういう事例があるというだけで(脳梁がなかったキム・ピークの事例)、サヴァンの方が常にそうではないです。
サヴァンについての一つの考え方は、もともと潜在的にはそのような能力があって、それが典型的な脳では抑制されているというものです。
このため、何らかのきっかけで抑制がとれると、サヴァンが顕在化することがあります。
一方で、抑制をかけている理由は脳のバランスをとるためで、一つの能力が暴走しないためとも考えられます。
ですから、バランスを保ったままに、一つひとつのタスクのレベルを上げて取り組む、というのが一番現実的なアプローチかと思います。
(ご相談なさりたい方へ。 脳なんでも相談室へのご相談は、 https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/1294423.html のコメント欄までお願いします)
これまでの「脳科学生活25年」の中で、よく受ける質問ベスト50を、新たに質問文を自分でつくり、自分で回答した本ができました。
『すベての悩みは脳がつくり出す』