にゃむちかさん
茂木さん、はじめまして。

私は日米クォーターで、沖縄の基地で生まれました。15歳まで、アメリカの家族のいる基地と沖縄の民間を行き来し生活していました。その後日本本土に移住し、現在都内の大学院に通っています。

わずかながらの英語と沖縄弁も、いまは標準語と完璧な関西弁に替えられましたが(笑)、洋画やニュース、茂木さんのイギリスの記事などに触れるとき、ふと15歳までの記憶、沖縄とその中の小さなアメリカで過ごした風景がよみがえってくることがあります。

気軽にハグする習慣、お盆のお供え物にピザが出てきたこと(笑)、クリスマスに家の外の大げさなライトアップ。テーブルマナーや、女性にデパートのドアを開けるのは男として当然…など。

沖縄は複雑だけれど、アメリカにも良さがある、僕が受けてきた教育や愛情を分け与えることがきっとできるんだと、思い出しては密かに誇りにしてきました。

しかし、今回の大統領選挙、生まれてはじめてこれから自分のルーツは正直誇れないな、と思い始めました。困った新リーダーを迎え、驚いている方々は大勢いるはずですし、茂木さんもより深い所で今回の結果を捉えられているかと思います。

沖縄も反基地の暴動と土人発言がありました。こちらも「なんだかなあ〜」と呆れています。近いような遠いような、2つのふるさとの美しさが、根深いもの、また未知なるもの()によって損なわれるようで不安になっています。

ご回答。

にゃむちかさんという「川」の中には、たくさんの「流れが」が注ぎ込んでいるのですね。
それがすべて、にゃむちかさんという人の「個性」をつくっている。
すばらしいことではないですか。

いろいろふりかって、それぞれの「流れ」のことについて考えられる、ということも、すてきなことだと思います。

人は、さまざまな影響を受けるものだけど、最後は、「自分」です。

にゃむちかさんに影響を与えてきたさまざまな「流れ」が化学反応して、にゃむちかさんという「個性」をつくっている。

そこには、自分の美意識や、良心が含まれている。

そう考えたら、流れに対する感謝と、自分自身が依って立つところが、自然にうかんでくるのだと思います。

にゃむちかさんがにゃむちかさんで、よかったですね!
おめでとう!

nounandemo




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