トーマスさん
 
高3男
東京大学のアドミッションポリシーからの引用です
入学試験の得点だけを意識した,視野の狭い受験勉強のみに意を注ぐ人よりも,学校の授業の内外で,自らの興味・関心を生かして幅広く学び,その過程で見出されるに違いない諸問題を関連づける広い視野,あるいは自らの問題意識を掘り下げて追究するための深い洞察力を真剣に獲得しようとする人を東京大学は歓迎します。 したがって,東京大学の入試問題は,どの問題であれ,高等学校できちんと学び,身につけた力をもってすれば,決してハードルの高いものではありません。 
つまり東京大学は高等学校までの教育をきちんと学んでいれば、入学試験はそう難しくはない。それより自分から進んで学習をする人がほしい、と言っていると思います。
なので僕の意見としては、今のセンター試験、東大入試のレベルを変える必要はないと思います。何よりの問題は高校の授業にあると思います。つまり答えをあえて配らないで、時間をかけて先生が黒板に書いてそれを生徒がうつすという極めて非効率的なことを続けているのが問題だと思います。教科書はそんなに厚くありません。読むだけなら3日もあればできると思います。それを覚えて理解するのだって3年あれば十分可能なはずです。なので効率的な勉強をすれば高校3年間で受験勉強に専念する時期をつくらなくても対応できるレベルだと思います。3年間一定時間を高校の教科書内容の勉強に費やせば後は自分の思う存分教養を深める時間に充てることができると思います。なので今の入試はそのままでプラスで(自分が興味あることを主体的に学んだことが評価されるように)推薦制度を取るというのがいいと思います。
僕のこの考えどう思われますか?先生のご意見伺えるとうれしいです。


ご回答。

はい、東大の入試問題自体は、良質なものだと思います。
しかし、ペーパーテストだけでは、十分に多様性を確保できません。

たとえば、難読症の方、学習障害の方にも、大学にアクセスを認めるべきだと思います。
アスリートや、役者の方でも、学ぶ意欲がある方は多いと思います。

また、どんどん先に進んで、量子計算などを高校からやっているような人にも、入学を認めるべきです。

年齢制限も撤廃して、10歳で入る子がいても良いと思います。

すべては、AO入試になるべきです。ぼくは、入学者の全員がAOで選ばれるような入試が本来の姿だと考えます。もちろん、理系、文系の区別も撤廃されるべきです。

nounandemo




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