一回の体験でも、あまりにも強烈なために、忘れられないことがある。目黒にあるラーメン二郎(めぐじろう)に取材で行った時もそうだった。フジテレビのリアルスコープという番組の取材で、自分が出た番組は見ないので(どこかに動画があるかもしれない)放送は確認してないがとにかくすごかった(笑)
 
頭にカメラをつけて食べ始めたのだけれども、衝撃だったのは、箸で麺やチャーシュー、キャベツのかたまりを押したときに、押し返してきたことで、それだけ中身が詰まっていたのだろう。あと、食べても食べても、ぜんぜん減らなかった(笑)。

これはやばい、と思ったんだけれども、何しろカメラが回っているし、意地でも全部食べてやろう、と思って、必死になって食べて、何とかスープまで完食した時には、自分を褒めてやりたい、と思ったのと、大切な通過儀礼をクリアしたような、そんな思いになった(爆)。

しかも、この取材は16時くらいだったのだけど、その日、ラーメン二郎の取材があるということを忘れていて、ゼミの学生たちとお昼に定食を食べていて、食べ終わる頃に「しまった、今日、このあとラーメン二郎に行くんだった」と思い出したのである。あれは、自分でも迂闊だった。

さて、なんで、今朝になって目黒のラーメン二郎に行ったことを思い出したかというと、なんとはなしに、ラーメン二郎の本店に行ってみたいな、いや、一度行かねばならないのではないか、とこのところ時々考えているからである。しかし、そのためには、心の準備とお腹の準備がいる(笑)。

慶応の学生に、ラーメン二郎本店の話を聞くと、「マジですか」ということが多い。おやじが寸胴に時々白い粉をぱっと入れるとか、店の中にハトが歩いているとか、常連だけが、「鍋」を持って買いにいけるとか(鍋二郎)、そういうの、ほんとうなのだろうか(笑)。

ぼくは、目黒のラーメン二郎にしか行ったことがないので、ジロリアンから見れば末端の末端なのだろうと思うが、とにかくあの衝撃は忘れがたく(笑)、「ラーメン二郎社訓」の最後の「ニンニク入れますか」の一言も面白く、とにかく、そのうち、体調を整えて本店に巡礼したいと思います(笑)。

連続ツイート