劇団kさん
茂木先生こんにちは。
ぼくは北海道の高校2年生です。ぼくは先生が英語の学習で勧めている洋書を読んでいるのですが、わからない単語が多数出てきます。このような場合は、わからない単語が出てきたらすぐに調べるか、それともフィーリングで読み進めたほうがいいのでしょうか?そして洋書を読むときのポイントなど教えてくれれば幸いです。(ぼくはkindleで無料のガリバー旅行記を読んでいます。)
ご回答。
そうか、偉いね! それに、ガリバー旅行記か! 面白い本で良かったね!
結論を言うと、わからない単語を調べながら読む=モードA, とにかく読む=モードBとすると、二つのモードを混在させて読み進めるのが良いです。
それぞれのモードで、立ち上がる認知プロセスが違って、どちらも大事です。
どちらにも、メリット、デメリットがあります。
モードAでは、一つひとつの単語の意味を確認できるし、その記憶も立ち上がります。一方で、文章を味わう「テンポ設定」が遅くなりがちで、文学的な感動も途切れがちです。
モードBでは、文章の流れや、「音楽」としての英語が心にしみます。また、ふだん、英語に接するときには、いちいち単語の意味がポップアップするわけでもないから、わからなくてもとにかく先に行く、ということに慣れることが大切です。その一方で、単語の意味などは、どうしても、取りこぼしがちです。
二つのモードを、適宜使い分けて読んでください。
これから、いろいろ楽しいね。ぼくは、高校のとき、だいたい30冊くらい、二つのモードを使い分けて英語の本を読みました!
(読者のみなさんへ。脳なんでも相談室へのご相談は、
https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/1294423.html
のコメント欄までお願いします!)
![nounandemo](https://stat.ameba.jp/user_images/20230515/17/kenmogi/3d/c3/p/o0660065915284670868.png?caw=800)
ご回答。
そうか、偉いね! それに、ガリバー旅行記か! 面白い本で良かったね!
結論を言うと、わからない単語を調べながら読む=モードA, とにかく読む=モードBとすると、二つのモードを混在させて読み進めるのが良いです。
それぞれのモードで、立ち上がる認知プロセスが違って、どちらも大事です。
どちらにも、メリット、デメリットがあります。
モードAでは、一つひとつの単語の意味を確認できるし、その記憶も立ち上がります。一方で、文章を味わう「テンポ設定」が遅くなりがちで、文学的な感動も途切れがちです。
モードBでは、文章の流れや、「音楽」としての英語が心にしみます。また、ふだん、英語に接するときには、いちいち単語の意味がポップアップするわけでもないから、わからなくてもとにかく先に行く、ということに慣れることが大切です。その一方で、単語の意味などは、どうしても、取りこぼしがちです。
二つのモードを、適宜使い分けて読んでください。
これから、いろいろ楽しいね。ぼくは、高校のとき、だいたい30冊くらい、二つのモードを使い分けて英語の本を読みました!
(読者のみなさんへ。脳なんでも相談室へのご相談は、
https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/1294423.html
のコメント欄までお願いします!)
![nounandemo](https://stat.ameba.jp/user_images/20230515/17/kenmogi/3d/c3/p/o0660065915284670868.png?caw=800)