ブエノス・アイレスの街を歩いていてふしぎなことの一つが、なぞの「わんわん集団」である。
と言っても、犬がかたまって歩いている、というのではなく、何匹かの犬を、まとめて散歩させている人たちがいるのだ。
さいしょに、5匹くらいの犬を散歩させている人を見たときには、「むむむ?」と思って、それから、「ああ、犬が好きな人なんだなあ」と思った。
ところが、ブエノス・アイレスの街を歩いていると、あっちにもこっちにも、数匹の犬を散歩させている人たちがいる。
みんな、申し合わせたように、一人の人間から数匹のわんわんに向かって、紐が出ていて、そのわんわんたちと一緒に、えっちらこっちら、歩いている。
その様子を見ているうちに、これは、ひょっとして・・・と思うようになった。
つまり、この人たちは、犬を飼っている人たちに頼まれて散歩をさせている、「犬の散歩屋さん」なのではないかと。
というのも、よく見ていると、散歩させている犬の種類が、ぜんぶ違うのである。
テリア系から、リトリーバーとか、ハスキーとか、いろいろなわんちゃんがいらしゃって、それらのわんちゃんを、一人の散歩人が束ねていらっしゃる。
もし、犬がものすごく好きな方が複数飼っていたとしたら、同じ、あるいは似たような犬種を飼うケースが多いのではないだろうか。
そして、逆に、犬を一匹だけで散歩させている人を、あまり見ない。
私が歩いている街のエリアの特性なのかもしれないけれども、とにかく、わんわんは数匹で散歩なさっているのである。
そして、もう一つ大事な、特徴。
散歩紐を、手で持っているのではなく、自分の胴体に巻きつけているのである(下の絵参照)。
そして、もう一つ大事な、特徴。
散歩紐を、手で持っているのではなく、自分の胴体に巻きつけているのである(下の絵参照)。
うーむ。ブエノス・アイレスには、プロのわんわん散歩人がいるのでしょうか?
ちなみに、散歩人も、わんちゃんたちも、とても幸せそうに歩いています。
![BlogPaint](https://stat.ameba.jp/user_images/20230515/17/kenmogi/58/44/j/o0620042015284666638.jpg?caw=800)
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