まるこさん
 
こんばんは。私は今、大学二年生です。
以前私は茂木さんがFacebookに就活生のことについて書かれていて、それにとても共感しました。私の大学でも就活をされている先輩をちらほら見ます。皆さんリクルートスーツを着て、あせくせと走り回られていました。それを見て私は、まるで社会における奴隷だと思ってしまいました。
そんな中、アメリカ人の教授が言ったんです。「日本の就職はクレイジーだ。僕のゼミ生は面接や就職に関することがあるからと言って皆ほとんど来ない。アメリカでは皆、大学を卒業してから職を探すから、そんなことはあり得ない。僕はアメリカの大学を卒業して良かったと思ってるよ。」
こんなことを生徒の前で堂々と言う教授にもビックリしたのですが、その言葉が頭から離れませんでした。なぜなら、私自身、このまま大学を卒業して、先輩のように就職の闇に埋もれていくのだと思うと恐ろしく思えているからです。少し大袈裟かも知れません。でも、皆、大学を卒業して公務員になりたいとか言ってるけど、それもいいと思うけど、それって、全然面白くないというのが私の本音です。ここ一ヶ月くらい大学に殆ど行かず、比較文化の本などを色々読んでいます。また、このまま日本にいるのは駄目だと思い、8月にニュージーランドへ行くことにしました。これは逃げでしょうか。もう色々考えすぎて分からないのです。

ご回答。

その教授のおっしゃるとおりだと思います。日本の就職はクレイジーです。
大学を卒業したあとに、ゆっくり職を探すので良いと思います。
日本でも、夏目漱石が小説を書いていた頃は、そうでした(卒業してから、職を探すという記述があります。)

日本の大学、就活はガラパゴスなので、それに適応される方はご自身の選択ですが、適応できない方も当然います。適応できない方は、おそらくまともです。

ニュージーランド、楽しんでくださいね。

ぼくも、就活は一秒もしませんでした。あれは無理ですから。

ぼくのまわりにも、日本の就活無理、とやらなかった人はたくさんいます。それでもなんとか生きています。世間は、日本の就活よりも、広いです。世界はさらに広いです。

nounandemo