ハーバードが、STAP細胞関連の特許を世界各国に出願しているというニュースが流れていた。

学術論文と、特許は、自然法則に基づくという意味では同じだけれども、必ずしも全く同一の基準で判定されるわけではないから、このようなことがあっても不思議ではないと思う。

STAP細胞の論文は、論文としては不備がいろいろあったので撤回されたけれども、特許の申請は別、ということはあるのだろう。

それと感じるのは、アメリカの戦略性で、日本は、戦略性よりも規則や規制の方が重視される傾向がある。

それは、UberやAirbnbなどにも通じる問題で、STAP細胞はダメなところはダメだけど、逆に、グレーゾーンをうまくイノベーションに活かせない(活かそうとしない) 日本の問題点をあぶりだすきっかけにはなっているかと思う。