ぼくは、舛添要一さんが、公用車で週末に湯河原の事務所に帰っていらした、ということについて、このように考えます。

「庶民感覚」から言えば、贅沢だ、ということになるのでしょう。内外を問わず、政治家の方は、一般の方からどう見えるかを気に留めるべきだ、というのはその通りだと思います。

一方で、堀江貴文さんが言われているようですが、そのようなことでいちいち目くじらを立てるべきではない、全体として仕事をされていればそれでいい、という考え方もあるでしょう。
(舛添要一さんが、都知事として、どのようなお仕事ぶりなのか、私は十分に判断する材料を持っていません)

今回の報道で、私がへえ、と思ったのは、全く別のところです。

私は、村長さん、町長さん、市長さん、知事さんなどのいわゆる「首長さん」というのは、週末も休みがないんだ、と何とはなしに思い込んでいました。

月曜から金曜までは、普通の方と同様役所の方でいろいろ公務があるとして、土日は、その地方自治体内のさまざまな催しものなどに参加している、というイメージがあったのです。

というのも、私が地方で仕事をさせていただく時、その土地の首長さんもいらして挨拶されたりしていることがあって、ああ、首長さんはたいへんだな、土日も休みがないんだな、一年中、気の休まる時がないな、と思っていたのです。

私は、決して、そのような働きぶりを良い、と言っているわけではなくて、むしろ、リフレッシュのために、休めるときには休んでいただきたい、と思っていた方です。

そうでないと、健康維持や、いざという時の判断力に影響がでるように思いますから。

今回の一連の報道で、都知事でも、土日毎にほぼ毎週田舎に行かれて、お仕事をされる一方でリフレッシュすることは可能なんだな、と素朴な驚きと、そうか、どうスケジュールを組むかは、首長さんのお考え方(そして、役所の方の対応)次第なのだなと、世の中の仕組みを理解したところです。

これまでは、首長さんは、土日もないものだと、勝手に思い込んでいたわけですが。。。

私は、舛添さんを擁護しているわけでも、批判しているわけでもなく、どちらかと言えば中立的な気持ちで以上の率直な感想を書いています。

みなさんは、この問題、どのようにお考えになりますか?