書生の植田工から送られてきた文章です。みなさん、温かいお言葉、ありがとうございます!

べんまく記_3


みなさま、前回の記事にも沢山のコメントを頂きまして本当にありがとうございます!お読み下さっている方にも同じ手術をされた方やもっと大きな手術を受けられた方もいらっしゃいまして、みなさまも色々抱えていていらっしゃりながらお励まして頂きましてありがとうございます。


つづきでございますが、話しは手術を受ける方向で進みます。診察頂きましたY先生は、症状に有効な治療の手段をとても丁寧に簡潔にご説明くださいました。また、紹介とか義理とかではなく自分が正直に思った通りにしたほうがいいというようなことをおっしゃって下さいまして、生きるか死ぬかに関わることだから直感的に違うなと思ったら別を探していいし、本当はこうしたかったというような後悔がないようによく考えて下さい、というようなことをおっしゃって下さいました。


こちらで診察して頂いてこのままではダメなことがハッキリしているならばこちらで治療をお願いするほかはございません。自分の身の回りの状況も鑑みまして、一ヶ月後の3月中に手術をして頂くことに決まりました。先生にすべてお任せしますというのも自助努力の態度がないと思われなくもないですが、シロウトが余計なこと聞いても煩わすだけかなと思いもします。とはいえ、不安がないわけではありません。


手術当日へのカウントダウンが始まります。手術でどうなるかはやってみなければ分からないのは分かっているものの、死ぬことはないだろう、いやしかしひょっとするとなどと色々あれこれ思います。心配や不安にもけっこうな幅があります。その不安を紛らわすために何をするかと言えば、ググレカス俺です。


まな板の上の鯉で先生宜しくお願い致します!とか威勢のいいことを言っておきながら、いやでも、実際手術を受けたあとには一体どんな状態になるのか、どんな感じで回復していくのかとか非常に気になって気弱にもなってきます。ネットで自分の病状のことや同じような手術を受けられた方のブログを見たり読んだりして、治療の様子をいろいろ探るのですが、しかしこれがまた妄想と不安を増長させられるのです。知らないと不安だけど知っても不安になるという、ネットは有り難いことにポジティブなこともネガティブなことも本当に半々で載っているのですね(笑)。


体の準備もさることながら、気持ちの準備に忙しい日々が始まるのでした。

べんまく記_3