バドミントンの桃田さんのこと、お気の毒に思います。

きっと、誘われて、魔が差してしまったのでしょう。五輪は、小さなときからの目標だったでしょうから、ご自分が悪いとはいえ、こんなかたちでいけなくなってほんとうにお気の毒です。

ところで、桃田さんのことで改めて思ったのですが、ギャンブルについてのリテラシー教育、必要ではないでしょうか。

当たるかどうかわからない、ということで脳の報酬系が活性化し、ドーパミンによる強化学習が成立してはまってしまう、というメカニズムを、もっと知る必要があります。

そして、ギャンブルは、確率的に、もうからない(なぜならば売上の何%かを、必ず胴元がとっていくから)という、当たり前の、身も蓋もないロジックをもっと認識すべきだと思います。

ギャンブルで確実にもうかるのは、唯一、胴元です。だから、法律で禁止しているという事情もある(射幸心につけこんで、濡れ手に粟だから)

国や、地方自治体などが関係する公営ギャンブルは、公益性、という名のもとに合法化されているわけですが、これもはまりすぎるとまずいです。

ぼくはギャンブルは以上のような認識から、まずやりません。やったとしても、ごくわずか、あっさりです。

どうなるかわからない人生で、一生懸命努力することの方が、胴元が管理するギャンブルより、遥かに奥深く、楽しいことだと思います。

桃田選手の復活、心からお祈りしています。

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