『現役』と『浪人』
茂木さんこんにちは。浪人生です。

僕は地方出身で、高校も進学校ではありません。高校卒業後、無条件に大学に進学する意味が分からず、しばらくふらふらしていました。
しかし色々な出来事がきっかけで、大学に行く必要性を感じ、1年受験勉強をして大学受験しましたが、志望大学には合格できませんでした。

僕は正直、小学校と中学校の段階において『受験』というものが存在することを、今回大学受験するまで知りませんでした。 自分が放浪的高校生活を過ごしている間に、東京を中心にみんなが必死に勉強していたのだと思うと、絶望的な気分になります。しかし、ここでおかしなことに気付きました。 

日本だと高校卒業後に1年間を受験勉強に費やした場合「一浪』となりますが、勉強した期間だけで見た場合、小学校から大学受験まで塾&学校で勉強をしている人たちは、色んなものを取っ払って生活だけ見た場合、『18浪』している事にならないでしょうか?早期の受験勉強は自分の意志以外の要素も絡んでいるので、スタート地点があまりに違いすぎます。例えば高校卒業後、空白の数年感を経て、2年間受験勉強した場合『2浪』とカウントされますが、
人生という軸の中で、どの期間を受験勉強に費やすかの違いであり『現役』と『浪人』という区別は少し品がない印象を受けます。
一時期フランスの学校に通っていたのですが、そんな仕分けは聞いた事がなかったです。 

ぼくは自分の浅い経験からしか言えませんが、茂木さんはnounandemo


ご回答。
そうか!
面白いことを考えますね!

確かに、「浪」を受験勉強に費やした時間と考えると、子どもの頃から受験勉強している人は、「18浪」とまではいかなくても、「12浪」相当にはなりそうですね!

面白いです!


そして、現役と浪人という区別は、どうでもいいと思います。
そもそも、何歳で大学入学、というのが横並びで決まっているというのは、世界的に見れば必ずしも普通ではありません。

OECD諸国では、いわゆるmature student(年齢がいった人の割合)が、日本よりもはるかに高いのです。

現役、浪人という言い方は、年齢で横並びで人生を進めていこうという、日本的な発想だと思います。


現役