さっき、TLを見ていたら、報道ステーションの古舘伊知郎さんが、3月で終わりだから、震災のこととか、本気で本音を言われてしまうんじゃないか、と期待しているツイートがあった。

なるほどなあ、と思った。古舘さんには大いに頑張っていただきたい。同時に、素朴な疑問もあった。

テレビに、そこまでの絶対的な影響力、あるのかな、と。

正確に書く。今は、ツイッターとかフェイスブックとかブログとかいろいろ情報源があって、テレビはそのうちの一つにすぎない。

もし、報道ステーションの報道や、古舘さんのご発言が、インパクトを与えるとしたら、それはテレビだからじゃなくて、調査報道の深さや、古舘さんの意見の鋭さなど、実質が理由になる時であって、「テレビ」だか影響力がある、ということはもはやないんじゃないか。

政治家の方々が、テレビの報道の公正さを重視されるのは、ご本人たちがテレビを見て、あるいはテレビを見る人たちとふだん会っているからではないかと思う。

一方、ぼくの回りには、テレビを一切見ないでネット中心、という人がとても多い(最近、増えているよね?)

肝心なのは、テレビだろうが、ネットだろうが、どれくらいの手間と時間と情熱をかけて、ある情報を発信しているかであって、「テレビ」だからといって「ゲタ」が履かされているということがたとえまだ少しはあったとしても、そのゲタは、年々小さくなっているように思う。

ということで、テレビであるかどうかは関係なく、報道ステーションや古舘さんには、がんばって欲しいです。
応援しています!