今日の夕方の酒場では、あちらこちらで、「重力波」の話題が出るだろう。しかし、話している人は、たいてい(推定、日本国民の99.99%?)は、何のことかよくわからないけど、アインシュタインだし、ブラックホールだし、ノーベル賞級だし、凄い、ということになるんじゃないか。

一方、期待したいのは、小学生や中学生くらいで、ニュースを見て、「重力波ってなんだろう?」と興味を持って、そこから、科学の世界に入ってくる人がいることである。幸い、そのための学びのツールは、ネット上にたくさん転がっている。

その時に鍵となるのが、実は英語である。英語のwiki の重力波のページはこちらだが、https://en.wikipedia.org/wiki/Gravitational_wave … 数式もあるし、今回のLIGOの成果もすでに書かれているし、とにかく速くててくわしい。日本語の頁だと、こうはいかない。

ありとあらゆる分野の中で、日本語と英語の非対称性が最も高いのは、おそらく科学技術分野で、とにかく英語ができないと始まらない。今朝のNHK総合のニュースでは重力波は7分だったが、BBC radio 4は、延々とやっていた。厚みが、どうしても差がついてしまう。

学びをするのに、もはや大学はいらない、というのはおそらく事実だ。しかし、ただし、がついて、英語ができないといけない。重力波のニュースが飛び交った今朝、小学生、中学生に、英語の大切さを訴えたい。もちろん、もっと年をとった人も、歓迎です。

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