清原和博さんの覚醒剤の使用について、周囲のひとはみんな知っていた、という証言が報じられています。

詳しいことはわかりませんが、おそらく、そうなのでしょう。

確実にそうだ、と知っていたのか、うすうすそう思っていたのか。

その違いはあるにせよ、いずれにせよ、怪しいとは思っていたのでしょう。

そんなとき、周囲の人はどうするべきか?

逮捕されて、警察にお世話になれば、結果として覚醒剤からは遠ざかるわけですから、本人のためを思って、通報するという考え方もあるかもしれません。
しかし、刑事告発は、重大であり、よほど確実な証拠でもないかぎり、やりにくいのが実情でしょう。

やはり、一番やるべきことは、本人に話しかけ、問いかけることだったのではないかと思います。

「もし、勘違いだったらごめんね。でもね、一応、念のために聞くけど、やってはいけない薬物をやったりしていないよね?」

そのように心を開いて話せば、少なくとも、悪い方向にはいかないように思うのです。

薬物に手を出しているかもしれない人に対して、周囲が、腫れ物に触るような扱いをするケースも多いとは思うのですが、そうすることは、問題を放置し、結局、本人のためにならない、ということになるのではないでしょうか。

何よりも、対話を。
私はそう考えるのですが、みなさんはどう思われますか?