九段下の近くにある毎日新聞出版で、松尾貴史さんと対談。

 

 窓の外からは皇居のお堀が見えて、近くの日本武道館で大学の入学式かなにかがあったのか、たくさんの学生さんが出てきていた。

 

 松尾さんはいつも連載で「ちょっと違和感」について語っていらっしゃるけれども、ぼくも、いろいろと世の中に対する違和感、というか、自分自身が世の中から見ると「ちょっと異物」であることについてお話していた。

 

 そのうちに、ブラックモギーが爆誕して、いろいろするどいことを言ってしまっった。

 

 すると、さすが松尾さん、絶妙なバランス感覚で、暴走する私を「どうどうどう」と抑えてまろやかにする側にまわる。

 

 それで、編集の久保田章子さんに、「あの~、活字にするときには、ぼくが暴走して、松尾貴史(笑)とか、松尾貴史(苦笑)とか、松尾貴史(窓の外を見る)とかにしてください」と言ったら、久保田さんも松尾さんも現場にいらしたライターの方も笑っていた。

 

 大好きな松尾さんとたっぷりお話できて楽しかった。

 

(クオリア日記)

(クオリア写真日記)