先日、ある場所で飲み会をしているときに、ユーミンの話になって、ちょうど赤ワインに移るタイミングだったのだけれども、ユーミンの楽曲がいかに好きか、ということを数人で言い合って、止まらない状態になってしまった。
あの楽曲のここが好きとか、あそこが好きだとか、ユーミンの名曲を次々と想い出して、ぼくは時々赤ワインを飲みながら、フレーズを歌ってしまって、それがまた連想を呼んで、他の人も加わって、ユーミンがユーミンを呼ぶ、わんこユーミン状態になってしまった(笑)。
ぼくがユーミンに最初に出会ったのは、小学校5年生の頃で、九州の親戚のおじさんの家にいったらアルバムがあったので延々と聞いていて魅了されてしまったのだけれども、今考えるとあれはユーミンのデビュー直後でリアルタイムだったのだった。
ユーミンの楽曲が好きすぎる、という気持ちは、それ以来、ずっと私の中にあるんだけれども、あまりにもベーシック過ぎて、それから変わっていく世の中の中で、こうやって書いたり口にしたりする機会をなかなか得ないでいるけど、赤ワインがグラスの中で揺れていて全面的に想い出した。
ユーミンの楽曲のように、すごすぎて好きすぎてという存在は、例えば今ぼくが勉強のためにSpotifyのGlobal Top 50を聞いている時にも、無意識の底に遠い潮騒のように響き続けているのだと思う。それを思い出すのが赤ワインの談笑の際だというのは、音楽の神さまの気まぐれなのだろうか。
追記。良い楽曲というのはふしぎで、言葉とメロディーが一体となってどこか別の世界につれていってくれる。生きもののようだ。
