2024年の話ですが、不整脈で心臓のカテーテルアブレーション手術を受けた当時70歳代の男性患者が死亡する医療事故があり、市は病院に過失があったとして1000万円の損害賠償を支払うことで遺族と合意したそうです。


カテーテルアブレーションの合併症として心タンポナーデは既知であり、必ず医師から危険性を説明されますよね。


実際に心臓内で治療をするわけですから、100%安全ではありません。


しかしこれだけでは過失にはならないと思いますので、おそらく心タンポナーデ重症化後に救命救急施設への搬送をどうするかの意思決定が遅かったからではないかと推測します。


カテーテルアブレーションではその他にも、食道損傷や横隔膜麻痺、房室ブロックなど様々な合併症がありますが、重篤なものは1%以下に過ぎません。


しかし実際に起こっている。


治療を受けるかどうかに「正解」はありません。


あるのは、「自分にとって納得できる選択かどうか」だけです。