最近四国ツーリングの疲れからなのか、坂を登ってからの血の気が引くような感覚からなのか、とても調子が悪いです。
おそらく脳が心筋虚血や冠攣縮性狭心症などを疑っているのでしょう。
特に坂を登ったときにキツくなったという症状から、労作性狭心症を疑ってるのだと思います。
心配性なので、なにかあればオムロン心電計で測ることが多くなり、1日中事あるごとに測っています。
来週かかりつけ医の受診なので、それまでは気にせず頑張ればいいのに脳ときたら悪いことを考えてばかり。
で、ついに限界を迎えました。
仕事終わった直後に院内でコード・ブルー発動、そして立て続けに救急車搬送が2件。
これでは帰る訳にはいかず、全て対応しましたが、最後のコード・ブルーの方を対応中に急にダルさと血の気が引くような感覚が出てきました。
しかし、対応が遅れるわけにもいかないのでなんとか踏ん張ろうとしましたが、ここで頻拍と久しぶりの何かしらの期外収縮が頻発しました。
さすがにオムロン心電計で測る訳にはいかないので、我慢しながらゆっくり休み休みなんとか終わらせました。
そしてその直後、もう足に力が入らず立てません。
とりあえず状況把握のためオムロン心電計で計測してみると、

しかも4段脈やないか。
このとき焦ってたのもあり、この波形を
R on T と診てしまいます。
RonTとは致死性不整脈の心室細動へ移行する可能性が高い不整脈。
こりゃいかん!てことで、急いで管理当直へ車椅子を持ってきてもらいました。
その後12誘導心電図を撮りました。
自動解析結果は、V2〜5までの軽度ST低下と軽度のQT延長とあります。
虚血が疑われます。
QT延長も致死性不整脈の心室細動へ移行する可能性が高い不整脈。
これではうちの病院では手に負えない。
循環器がないので。
てことで、診れる医師がいないこともあり、救急車を呼んでもらいました。
情けない、、先ほどまで救急対応していた医療従事者が今度はその救急車に乗って別の病院に搬送されるなんて。
しかし今回は危ない波形が出ているので生命を優先しました。
救急車を呼んでもらっている最中に携帯で子供に電話してうちの病院まで来てもらいました。
万が一の場合には子供の手を握って死にたいからです。
てなことを考えるまでテンパってましたね。
救急車の手配に思わぬ時間がかかりました。
子供が到着し、近くに来てもらいましたが、息苦しさとダルさと息のしにくさでぐったりした姿を見せてしまいました。
トラウマにならなければいいが。
その後ようやく救急車が到着し、かかりつけ医のいるS病院まで搬送してもらいました。
車中では子供にずーっと手を握ってもらい、なんとか頑張って意識を保ちました。
また、12誘導も撮りながら行き、救急隊にSTやPVCなど、子供には分からないように医療用語で状況を教えてもらいながら、15分ほどして到着。
車中ではST低下がV2〜5まであり、病院の心電図でも同様にST低下がみられました。
心電図と同時に血ガスや血液検査をし、胸部レントゲンも施行。
その後点滴をしながら結果を待ちます。
しばらくして当直医師が来ました。
結果はおそらく、
過換気症候群
でしょうとのこと。
血ガスで動脈血の二酸化炭素量が極端に低下し、呼吸性アルカローシスの状態でした。
医師に最初症状を聞かれた時に、手のしびれなどはありますか?と聞かれたので、確かに手足の冷えとしびれがありますと答えました。
なるほど。
どうして医師は血ガスをとるのかと思ったら、過換気症候群が疑わしいと思ったわけですね。
ST低下があった時点で私の頭の中は完全に心筋虚血しかありませんでした。
そういえば仕事中に救急車で患者さんが来られた場合に私と同じ症状なら、まず過呼吸を疑います。
他人の事は冷静に判断できるのに、自分のこととなると全く判断できませんでした。
これにはちょっと驚きです。
てことで、ST低下も息苦しさも、ダルさも、手足のしびれも全てが過換気症候群によるものでした。
おそらくコード・ブルー発動や救急対応などで自身の不整脈などがフラッシュバックし、無意識下で過呼吸気味になっていたのでしょうとのことでした。
情けない、、、マジで情けない。
病院から救急車で他の病院へ過呼吸で行くなんて、なんて情けない話でしょうか。
一応循環器医師も当直でいましたので色々検査結果を診てもらいましたが、やはり過換気症候群で間違いないでしょうとのこと。
もし心配なら心臓超音波検査してみますか?
とのことでしたが、もう結果はみえてますので断りました。
そしてそうこうしていると脈拍も落ち着いてきましたので、そのまま帰宅しました。
もう色々な人に迷惑をかけて恥ずかしいし申し訳ない気持ちでいっぱいです。
特に子供にはさせなくていい体験をさせてしまい、後悔しかありません。
今後は冷静さを保ち、一歩引いた目線で冷静に自分の状態を判断したいと思います。
しかし狭心症とか虚血性変化でなくてホント良かった良かった。