前回の記事にLDLコレステロールを悪玉コレステロールと書きましたが

これは間違いです!!

と、強めに言いたい。。。

いつも記事は好き勝手書いてますがなにぶん素人なので勘弁してください。

さて、コレステロールというのはいまだに誤解が多く勘違いされている

ことがとても多いと聞きます。

まず卵は高コレステロールなので1日1個まで。

これは嘘でした。というよりこの説は覆されたという方が正しいようです。

2012年に発表された研究によると、卵を食べる量や回数と冠動脈性心疾患や

脳卒中のリスクは関係がないという結果が出ています。

またアメリカでは早々にコレステロールの摂取制限が撤廃され、

日本でも2015年に食事摂取基準においてコレステロールの目標値が撤廃

されています。

コレステロールというのは食事摂取では増減しないというのは常識であり、

そもそも肝臓が合成・調節しているので摂取量が多いと肝臓で作る量を減らし

少ないと作る量を増やすというのが本当のところのようです。

コレステロールというのは脂質であり、決して悪いものではありません。

逆に身体には必要で、細胞やホルモンの生成に欠かせないものであり

脳にも多大な影響を与えています。


さて、コレステロールなのですが、

実はLDLコレステロールもHDLコレステロールも同じコレステロールですが、

その役割の違いで区別されています。

つまり肝臓で生成されたコレステロールを各組織に運搬するのが

LDLコレステロールであり、

体内の余分なコレステロールを回収するのがHDLコレステロールと

呼ばれています。

つまり、余分なコレステロールを回収してくれる=良いやつ

となり、善玉コレステロールと呼ばれ、

逆にコレステロールを運搬すためLDLコレステロールは

悪玉コレステロールと呼ばれています。

これではたまったものじゃありません。

必要に応じて一生懸命運んでいるのに悪者呼ばわりされるとか。

ということで、LDLコレステロールは悪玉ではないです。






ここからは独り言なんですが、反発を恐れずに書いていきます。

平成30年の196回通常国会において伊藤孝恵氏が、

コレステロール値と疾病に関する質問主意書を提出されています。

これによると、国はコレステロール値は低ければ低いほど良いという

指標を出してますが、最近の研究では血中コレステロール値と

心血管病死亡率の間には『低ければ低いほどよい』と相関はなく、

コレステロール値が高かろうが低かろうが心血管病死亡率は

変わらないことが分かっている。

また、脳血管病死亡率に関しては逆にコレステロール値が高いほど

低くなることが分かっている。

スタチンに代表されるコレステロール値低下薬についても書かれており、

欧米では臨床試験の公明性確保のため新規制後評価がガラリと変化し、

それ以降スタチンが心筋梗塞死亡率や総死亡率を下げたという報告は

ないということでした。

では日本においてはどうでしょうか。

なんと政府はスタチンにはその副作用として糖尿病を発症させる可能性が

あるということを認識していると言います。

これには驚きました。

また日本で脂質介入試験という大規模な臨床試験がありその結果によると

コレステロール値が極端に高くても低くても死亡の危険性は大きくなるが

低い方でそのリスクは大きくなる。

死亡のリスクが小さいのは総コレステロール値200~280mg/dlであり、

この範囲内ではリスクに変化はない。

コレステロール値が低いほど癌死亡者数が多い。

という結果が報告されていました。

2015年には、スタチンは心血管病予防に効いてないばかりか

動脈硬化や心不全、脳卒中を促進するというショッキングな

研究が報告されたそうです。

うーん、しかしどれを信じていいのでしょうか。

難しい問題ですね。






私が入社してからの総コレステロール値を見てみると

範囲内には収まってますが高めです。

20年以上これです。

なので今後はコレステロール値はあまり気にしないでおこうと思います。