ハートリズムセンターの血管撮影室に入り、歩いて寝台までいき、仰向けで寝た。
スタッフは7〜8人だろうか?
眼鏡を外していたので視力0,1以下の自分には、はっきりと見えない。

よろしくお願いしますと挨拶を交わし、すぐさま準備に取り掛かられた。
体位は仰向け、首は左向きへ。
電極やらモニターやらを色々付けられ、事故防止のため両手両足を固定され、身体や顔に清潔シーツをかけられた。

うーん、
困ったぞ?
折角自分の術中の様子をモニターにて見ようと思っていたのに、これでは見えないや。
と思っているとT先生の声が聞こえてきた。
今日はよろしくお願いします、頑張りましょうね!と言って頂き大変嬉しかった。
そして、食道に細い温度計を鼻から挿入され、あっという間に準備が完了した。
するとK先生も入ってこられた?
顔にシーツがかかってるのでよくわからない。
今から始めますね、よろしくお願い申ししますとの声と同時に少し眠くなりますよと言われ、ボーッとしてきたが、なんとかよろしくお願いします!と伝えることができた。

すると寝てないと判断され、麻酔を追加されたのか、あと〜追加してーと聞こえた直後より記憶がない。
その後は、あまり覚えていないが時折心臓の焼けるような痛みで何度か目を覚ました記憶がある。
しかし、麻酔を追加されたのか手術中は気づかないうちに眠ってしまっていた。
多分灼熱中であろうときは、心臓から背中にかけての痛みと熱さがとてもすごく、「熱い痛い!」と何回も言った記憶がある。
しかし、やっぱりその後の記憶がない。

そして次に気づいた時には手術は終わっており、穿刺部の圧迫止血が始まっていた。
中々強く圧迫されていたので痛かったが、我慢しているうちにまた寝てしまっていたようだ。
そして次に目が覚めたのは、自室のベットだった。
手術室から自室まで、どうやって帰ったのか全く覚えていない。

後から聞いた話しだが、手術時間は2時間半程だった。しかしそんなに時間が経っているとは驚きだ。

手術後、家族がK先生からの説明を受けたが、手術は成功ですとのこと。
左肺静脈からの異常信号が中々止まらなかったが、4回目の灼熱で止まったとのこと。

あるブログで、K先生は患者さんが痛がっても麻酔を追加して、原因部をしっかり焼き上げると書いていたが、まさにその通りだと思った。

なんにせよ生きてこの部屋に帰れたことはとても嬉しかった。
先生、ありがとうございました!

その後は麻酔が効いていたため、寝たり起きたりの繰り返しで、はっきりと意識が出てきたのは夜のことだった。