Aiに左心耳のある心臓の模式図を頼んだら、心臓に耳がありました 笑。


さて、ウルフオオツカ法です。


ウルフオオツカ法の最大の特徴は、左心耳切除です。



医師が説明してくれた図で書いている通り、左心耳で


血栓が99%作られるためこれを切除すれば脳梗塞になる


確率は1%以下ということです。


ここで注意が必要です。


これ、心原性の脳梗塞のことです。


脳梗塞といっても原因は多岐にわたり、その他にも動脈乖離や血管攣縮、


アテローム血栓性、ラクナ梗塞などいっぱいあります。


その中で一番怖いのが心原性脳梗塞です。


心原性脳梗塞は、重度の神経症状・広範な梗塞を起こしやすく、


肺塞栓を合併したり再発リスクもあるため最も致死率が高いです。


これを防ぐためにいくつか方法があります。


ひとつは、血液サラサラのお薬を飲んで血栓を作らないようにする。


ひとつは、血管からカテーテルを挿入して心房粗動や心房頻拍の原因箇所をアブレーションする。


ひとつは、左心耳を物理的に切除して血栓を作らないようにする。


ひとつは、心臓の内側から左心耳をデバイスで埋めて血栓を作らないようにする。


他にもあるとは思いますが、基本的にはこの4つが柱です。


今は治療法が沢山ありますよね。昔は薬物療法が主流でした。


ということで、


この中で私が選んだのが、ウルフオオツカ法です。


ではなぜ選んだのかを説明します。独断と偏見ですので、色々な


考え方のひとつとして読んでもらえれば幸いです。


まず、薬物療法。


あ、その前に無治療だとどうなるのかですが、


もちろん無治療だからといって心原性脳梗塞になるとは限りません。


おそらく私の場合だと、糖尿病も高血圧もないので一生無治療でも


2~5%


程度だと思います。


確率としてはとても低いですし、寿命を全うするまで心原性脳梗塞にはならない


確率の方が高いでしょう。


しかし、私の場合仕事で毎日脳梗塞患者様と接しているので、確率うんぬんよりも


怖い!


の方が強いんですよね。


その数%の確率を毎日みている訳ですから、超ビビりの私にとっては万が一を


考えてしまうわけです。


てことで、無治療の選択はありませんでした。


戻りまして、薬物療法です。


薬物療法は薬の副反応の観点からもはや私的には論外です。


内科的カテーテルアブレーションはどうでしょうか。


結果的に2回して再発しているので私には合いませんでした。


基本的に心機能は一時的に落ちますが、根治できているならこれは最良の方法


だと思います。


ただし、公表されている成功率はおおむね正しいかもしれませんが、5年経過以上の


再発率は結構高いと思います。


では、内科的にデバイスで左心耳閉鎖するのはどうでしょうか。


これは閉鎖する左心耳の形にデバイスが合えばいいが、合わない場合は隙間や


段差が出来てそこで血栓を作る可能性があるため、私的にはなしでした。




ではウルフオオツカ法は。


ウルフオオツカ法は私の病態ではまさにベストな治療法でした。


術式は簡単に説明しますと、左心耳と外科的アブレーションです。


アブレーションに関しては4つの太い血管を焼灼します。


目視出来るのでこれは大きなメリットです。


私の場合は肺静脈以外に起源があるので、もしかしたらそれが


左心耳にある場合、左心耳切除で起源切除も兼ねるのでまさにベスト!


まさに私のためにある術式!




あ、先に言っておきますが、身体に傷が残ります。


思ったより残ります。


後々目立たなくなるかもしれませんが、傷が残ります。


これだけは考えさせられることになるでしょう。


私の場合、カテーテルアブレーションを2回して再発してるので


毎月1~2回コンスタントに心房粗動や心房頻拍が出ていました。


この度に脳梗塞になったらどうしようどうしようとハラハラドキドキ


していたわけです。


心房粗動や心房頻拍で死ぬことはないので出ても気持ち悪いくらいで


いいのですが、脳梗塞の可能性だけはダメ。怖い。


毎回発作が出るたびに怖い怖いで過ごすにはメンタル的に病む。


てことで物理的に左心耳取ってしまえば心原性脳梗塞の可能性はゼロになるので


この安心感はとてつもなくデカいです。


心房粗動や心房頻拍が起こっても心原性脳梗塞になることはないんですから、


こんな楽なことはありません。


電波の届かない離島だって洞窟だってどこでも気にせず行けます。


アブレーションに関しては内科的カテーテルアブレーションと成功率は同等くらい


みたいですが、期待しましょう。


とまあ、こんな感じですが、やはり自分にあったベストな治療を選択するのがいいと


思います。


決してウルフオオツカ法が秀でているのではなく、私の今の病態での治療方法として


ベストであったということなので、選ばれる方はよく医師と相談されてください。