さて、今回とても気になる記事をいつもの日経メディカルで見つけました。

要約するとこうです。

この疑問は、薬物療法の適応ではない発作性心房細動者が心房細動の再発を抑え健康的な生活を送るために、EPAやDHAのようなω3系不飽和脂肪酸サプリメントを積極的に取るべきかというものです。

読者の皆さんの中にはサプリメントで調子がいいよ!という方も多いと思います。
実際私も期外収縮が劇的に減った経験がありますが、これには裏があります。

研究論文を参考にこの記事を書かれていますが、専門性が強いためほぼ割愛させて頂き、わかりやすいとこだけ抜粋していきたいと思います。

まずサプリメントを飲ませた群と、プラセボ群とに分け、長期予後を比較するというのがこの研究論文の趣旨ですね。

さて、結果です。

まず、外来通院中で構造的な心疾患がない症候性発作性心房細動患者に、ω3系不飽和脂肪酸を投与したところ、プラセボに比べて6カ月以内の症候性発作性心房粗細動の再発が15%多い傾向にあった(ハザード比1.15。ただし統計的有意差はない)という、なかなか衝撃的な結果でした。心房細動の再発率は、ω3脂肪酸投与群で52%、プラセボ群では48%であり、その差は4%かつω3脂肪酸で再発が多い傾向にあります。明らかな有効性は期待できない印象です。

これはとても衝撃ですね。

研究をされたのはアメリカなので、果たしてそれが日本人でも同様かは疑問ですが、ある程度これに準ずるでしょう。

ここでわたし的に思うことは、やはり病は気から。

プラセボとは、実際は全く効能がないのに、これは効きますよなどと説明したときに、実際の薬と同様かそれ以上の効果が出ることをいいます。

つまり思い込みですね。

上記の結果を見てみると、プラセボでも効果が出てるということは、心理学的に大丈夫だとカウンセリングも含めた治療を併用して行うと効果が上がるのではないかと思います。

皆様はこの研究結果をどのように捉えるでしょうか。

私はこれを見たときに、なるほど!サプリメントを飲んで専門的に効果があると説明されれば、もっと効果が上がるはずだと思いました。


やはり前向きに治療を進めると、必ず効果はあるのですね

そうそう、裏があると言ったのは、サプリメントで劇的に期外収縮が減ったのは事実ですが、そのあとの心房細動はなんら変化がなかったということです。
逆にこの飲んでいた時に心房細動が発生したので、この研究に準ずるかもですね。