
皆さま一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
2つの絵を見比べて間違いを探すというものです。
実はこれ、とても簡単にわかる方法があるんです。
ただし、それができる『眼』がないと難しいですが。
というのも、その『眼』というのは、
2Dから3D画像を作ることができる『眼』です。
昔流行りましたよね〜、眼が良くなる3D画像みたいなの(^∇^)
紙に描いた絵を見続けると絵が浮き上がってくるってやつです。
実はこれ、かなり前から医療の現場では使われていたんですよ。
使う手法は交差法と呼ばれるもの。
例えば、

これは頭のMRAといいまして、脳血管です。
これを左右15°角度を振っています。
この画像を交差法で見てみると、内頸動脈が後ろから前に走行していることや、
椎骨・脳底動脈が後ろを走行しているのがはっきりわかります。
これにより、どの血管がどこを走り、動脈瘤があればどこにあってどんな形をしているのかが
一目瞭然です。
この手法を使えば最初に出した絵はどうなるでしょう?

角度を振っていませんので2Dのままなんですが!
なんと!!
間違いだけは浮き上がってくるのです!
私は仕事で毎日見てますので(血管の画像を)、このような間違い探しは5秒もあれば全てわかります。
さて、
これをでは胸部エックス線写真に置き換えて見ます。

左が今年の10月、右が今年の4月です。
ちょっと画像が左右大きさが違うので、このままでは見れません。
同じ大きさかつ同じ位置にそれぞれを合わしてから読影します。
これを交差法で見てみると一枚の画像になりますが、
前回なかったものが今回あったり、異常陰影があったりすれば
浮き出で見えます。
私の経験では交差法で見た場合、時間の短縮、読影力の向上が普通に2枚見るより
格段にアップします。
この方法は非常に良いと私は思うのですが、どうでしょうか?
ただし欠点が一つだけ。
とても眼が疲れます。。。
さて、明後日は呼吸器内科の先生を受診しますが治ってるといいなぁ(^^)