心房細動をカテーテルアブレーションで治すということは、そもそもどういうことなのか?

という疑問を常に持っていた。色々調べても書いてあることがまちまちであり、施設による成功率も違う、ある程度わかってるものとして書いている、など、どうしてもしっくりこなかった。

そんな中、あるホームページにたどり着いた。

チームツチヤという土谷先生を中心としたカテーテルアブレーションのスペシャリストチームで、主に九州の各中核病院にて治療されているそう。

この中の先生の説明が本当に詳しく、かつ、患者さんの立場に立って説明されているため、とても参考になった。

残念ながら転記・転写はできないので、少しお言葉を借りてこちらに書いてみたいと思う。

まず、心房細動の原因は、どの本にも書いている通り4本の肺静脈から出る期外収縮となっている。
てことは、この期外収縮を止めればいいのか?

と思っていたが、そうではないらしい。
肺静脈は4本あり、多くの例で4本の肺静脈の様々な部位から心房細動の刺激となる信号が出ている。

そのため、4本の肺静脈を全て、左心房と電気的に絶縁状態にする。これがアブレーション。

これにより肺静脈内からどれだけ刺激となる信号が出ても、絶縁隔離しているので左心房へ伝わらず、結果心房細動にならないというわけである。

よく聞く再発とは、多くはこの絶縁隔離している肺静脈と左心房への電気的な再伝導により起こるものであると言われている。


なるほど、だから再発すればそこをまた絶縁隔離すればいいというわけか。

ふむふむ。

しかし、ここで疑問が湧いてきた。

一つは術後の上室性期外収縮が増加したこと。
これは絶縁隔離したまさにその部位からの期外収縮ではないのか?ということ。

灼熱したということは、心筋に傷がついたということではないのかな?
だとすると、そこから期外収縮が発生したとしてもおかしくないし、その部から期外収縮が出て、それがトリガーとなり心房細動にならないのか?

うーん、これは怖い謎である。


もう一つは、発作性心房細動の場合の成功率は高いが、持続性や慢性になると成功率が下がるのは?である。

原因となる信号が複雑多岐に渡るということは理解できるが、全てを隔離するのは難しいのだろうか?

肺静脈以外からの信号が複雑多岐だと思うが、例えばそれはどこなのか?


いかん、いかん!

色々考えるとキリがないので、なるべく考えないようにしないといけないな。

それらを知ったところで安心はするだろうが、また違う疑問に悩まされることになるのは目にみえている。

今は再発を恐れず考えず、日々健康な身体を労わってあげないとね