私が毎日飲んでいる、


ビソプロロール


たまに飲んでいる


エチゾラム


これらは石油から出来ているとご存知でしょうか。


いや、この2つではありません。


現代の医薬品のほとんどは、石油の炭素を主役とした「有機化合物」です。


もちろん、抗生剤など一部の薬で天然物由来のものもあります。


現代においては、原料までさかのぼると最終的に出発点は粗製ガソリン(ナフサ)に行きつきます。


そして、ナフサを熱分解して、プロピレン、エチレン、ベンゼンなどを作っていき、そこからイソプロパノールなどを作ります。


様々な有機合成を経て最終的に作られるのが、ビソプロロールだったりエチゾラムだったりするわけですね。


つまり、石油が元々の原材料であってもその分子構造が変わっています。


現在、アメリカとイランの○○で石油の値段が高騰しています。


医薬品をはじめ、我々が医療で毎日使うもの(注射器や手袋等)も石油から作られています。


 石油価格の高騰は、病院や医療現場の経営を「三重苦・四重苦」と言えるほど圧迫しています。


なぜだか分かりますでしょうか。


食料品などのように値上げが出来ないんです。


医療で使うものは国が価格を決めているため、仕入れ値は上がっても売値は上げることができません。


極端に言うと、仕入れ値と売値が近ければ近いほど利益は出ませんので、病院経営は破綻するでしょう。