事務で受付を済ませたあと、ハートリズムセンターへと案内された。そこには今日入院であろう、ご年配の夫婦が座っていた。
挨拶を交わし、椅子に座っていると暫くして予診室へ呼ばれた。身長、体重を測定し、問診を受けた。そのとき、ちょっと気になることを看護師さんに聞いてみた。
「前受診したときから今日まで4ヶ月間、自覚できる心房細動はありませんでしたがオペ適用ですかねー?」
「そうですね、適用かどうかは医師が決めますし、誘発剤などでみますから、それから決められると思いますよ」といった内容の返事が返ってきた。
ぬ、やはりオペは決定かと苦笑いした。
問診後、胸部X線単純写真、心電図、心エコーと立て続けに終わらせ、いよいよ造影CTの検査だ。
以前2回程この検査を受けているが、造影剤が入ってくるあの感じはとても気持ちが悪い。また、浸透圧の関係で造影剤が入ってくるときは身体の足から頭まで熱く感じるだめ、いつも鳥肌が立っている。特に自分の場合は、お尻が熱い。
自分の仕事も同じなので、患者さんはいつもこんな感じなのかと申し訳ない気持ちだ。
さて、
今日は混んでいるので暫く待った。
暫くすると呼ばれたためCT室へと入室した。そこでまず左の前腕に留置針にてルートを確保され、このルートは暫くの間使うのでしっかり保護しときますねとのことで、テープにて固められた。
まず、心臓の単純撮影だろうか?造影剤はまだ入らずに撮影された。
東芝製のCTは撮影時の音がとても静かだ。
他病院の外国製メーカーの装置はとてもうるさい印象だが、これはとても静かだった。
ふんふん、なるほど。64列CTか。
羨ましいな〜。
そしていよいよ造影剤を使った撮影だ。
じゃあ入ります。という声と共に、きたきた!この感じ!ぐわっー!熱い!早く終わってくれー!
動くと撮り直しになるので必死で堪えてなんとか無事撮影は終了した。
少し気分が悪かったが、まぁ造影剤の軽い副作用だろうと気にしなかった。
そして、ルートから生理食塩水をフラッシュされ、そのまま抜かずに次の検査のためハートリズムセンターまで戻った。
さて、今日一番の難関。経食道エコーの検査だ。
この検査は他の方のブログを読んでいると一番苦しい検査だと書かれていたため、覚悟を決めて検査に挑んだ。
まず、口の中に仰向けで麻酔のキシロカインゼリーを流し込まれた。これを5分喉のとこで止めて置いて下さい。飲み込んではダメですよ、と言われたが、これが中々難しい。気を抜くと喉の奥に流れてムセるので必死に天井の穴の数を数えていた。何度かムセそうになったので少しだけ飲み込んだが、少しならいいとのこと。
やっと5分が終わりほんの少し休憩したあと、もう一度5分同じことを行った。
とても苦しかったな〜。
そして今度はキシロカインスプレーを喉の奥にシュッシュッとされ、これは飲み込んで下さいとのことだったので飲み込んだ。
そして左測臥位になり、マウスピースを咥えていよいよ検査が始まった。前に胃の内視鏡検査をしたことがあるが、プローブは小指ぐらいだったと思う。
しかし!なんですかこれ!親指以上の太さがありますよ!こんなの飲み込むとか無理無理!と思っていたが、麻酔が点滴から入れられ意識が薄れていく中で、そのブっといプローブをゴックンとした記憶が微かにある。
先生はとても上手で、検査の苦しかった記憶は全くない。
終わりましたよー、という声と共に意識が戻り、完全に麻酔が抜けるまで暫くそこで横になっていた。
左心耳に血栓はなく、検査は無事全て終了。
さて、病室へ向かうか。
転倒防止のため、病室までは車椅子で移動した。