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上記の波形は今日私が取ったものです。

反時計回転とありますが、日本人では健常者でもしばしばみられるものです。

これ自体は異常ではないのですが、下壁梗塞がある場合は後壁への広がりを示唆する所見となります。

ここで疑問に思ったのが、例えば健康診断ではどのくらいの人が異常波形を示すのか。

健康診断なので異常を感じてはいない集団です。

あるデータによると25%の方が何らかの異常波形が検出されたとのことです。

もちろん、その全てが治療対象ではなく、問題ない波形も沢山あります。

では何が多いのでしょうか?

最も多い波形は、4,7%でR波の増高不良。

次いで3,7%で右軸偏位。

3%で軽度ST-T異常。

2,7%で低電位差。

1%で右脚ブロック。

1%以下では、反時計回転、洞性徐脈、不完全右脚ブロック、洞性不整脈、左軸偏位、

右房拡大、心室期外収縮、上室期外収縮、PR延長、WPW症候群、高度な右軸偏位、

側壁梗塞の疑い、陰性T波、PR短縮、房室ブロック、右室拡大、QT延長、高電位、

左脚前枝ブロック、完全右脚ブロック、心室内伝導障害、平低T波、下壁梗塞疑い、

境界域Q波、左室肥大などがあります。

特に治療を必要としないものが多いですが、正常波形以外は意外にも多いですね。