日本と海外で10年間婚活、未だ独身の私が、婚活中の方に伝えたいこと
現在36歳、婚活10年目。未だ独身の私が、これまでの婚活人生を振り返って考えたことを綴ってみようと思う。27歳の私は、とにかく焦っていた。学部5年から付き合い、卒業・国家試験も支えてきた研修医の元彼と別れたからだ。医者には結婚しやすい時期というものがいくつかあり、医局に入る前の研修医二年目は絶好のタイミングのはずだった。医局に入ってしまうと、結婚式に教授を呼ぶために少なくはない金額を包む必要がある。彼とは19の時に知り合ったし、周りの友人も皆知っている。結婚しない選択肢など存在しないだろうと思っていた。しかし、結婚を激詰めした結果、待っていたのは最悪のシナリオだった。”30歳までに結婚していないといき遅れ””女として価値なし”日本の典型的な呪いにかかっていた私は、「何か前世で悪いことでもしたのだろうか?」との思いに苛まれながら、毎日泣きながら出勤していた。この頃の私は典型的なキラキラ女子で、結婚で必要な世間体を守るために、狭いオフィスに毎日通勤するOLだった。そこから30歳までの東京でも婚活は地獄そのもので、オフィスや婚活女子同士の男ポケモンバトル・取り合い・マウンティング合戦の中で生きていた。さて、皆さんはワーキングホリデー制度をご存知だろうか?就業先が決まっていなくても、他国に渡航・就労することが許される夢のようなビザだ。このビザは若者だけの特権として発給されており、年齢制限がある。私の希望先のカナダは、30歳だった。女上司とスーパーネガティブ同期と、デスクを合わせ仕事をしながら考えた。当時の仕事にそこまで不満はなかった。有給も消化できるし、何より自分の専門分野を生かして働くことができていた。でも、「一生ここで働くのか?ワーホリ行くか?」と考えた時、出した答えは絶対ワーホリ行く。であった。それから人生が変わった。カナダへ渡航専門分野を学ぼうと考え、大学の成績証明書片手にカレッジ(職業訓練校)に直談判。ネイティブばかりのクラスで半年間勉強した。勉強しすぎて耳鳴りがするほど勉強した。ここで、「何かあってもどうにか人生渡り歩いていけるだろう」という自信と、「まあどこでも何とかなるだろう」というレベルの英語力を身に着けることができた。それでも、私が選んだのは帰国の道だった。”今度こそ日本のレールに戻ってちゃんと就職して、ちゃんと結婚したい。”というのが最大の願いだったから。もちろんカナダでも婚活はしたが、結局うまくいかなかった。帰国し、再び婚活地獄へ帰国後、運よくいい仕事を見つけることができた。カナダで学んだ専門分野を活かせる、英語使用もありの仕事だった。だけどそこで待っていたのはまた地獄。先輩から、「お前バカじゃねーのか?」と一日に何度も罵倒される日々。そしていつしか専門分野の仕事も、英語を使うこともなくなっていた。婚活でも地獄が待っていた。「ワーホリ?遊んできたんでしょ?」と言われることが多かった。ここまで日本でワーホリのイメージが悪いとは想像にも及んでいなかった。人生で間違いなく一番頑張ったのがカレッジだ。一番頑張ったことに共感してくれない、見下されることにストレスが鬱積した。仕事と婚活のストレスで胃が痛み始めた頃、社長が社員の前に立った。忘れもしない月曜日。「ここの家賃が払えなくなりました。一週間で身の振り考えて下さい。来週から面談始めます。よろしく。」といった内容だった。水を打つような静寂の後、皆各々の業務に戻って行った。私はパワハラと短期で退職させられることで、なんとか会社から慰謝料を取ってやろうと皮算用をしていた。再び海外へここからタイ・マレーシアの二ヵ国で就業・婚活をし、現在に至る。”30歳までに結婚をしないといき遅れ、何か問題があると思われる。”って本当に下らない日本の呪いだと思う。頑張って日本のレールに戻ろうとした私を待っていたのは、パワハラと会社の経営悪化だった。結局、世間体などを重視して自分の意にそぐわないことをすると、良い結果は生まれないことを学んだ。いき遅れだと後ろ指をさされて慌ててどうにか結婚をしたところで、子供を産まなければ文句を言われるし、産休・育休を取れば文句を言われるし、第二子を産まなければ文句を言われる。それが日本なのだ。そして世間は口は出すけれど、責任は取らない。そんなくだらない意見を鵜呑みにして、たった一度の人生をエンジョイできないなんて愚の骨頂だというのが、現在の私の意見だ。もう終身雇用も保障されていないし、老後に楽しめることって限られていると思うから。婚活女子がするべきなのは、女磨きじゃない。私が考える、婚活で大事なこと。1,人生のコンセプトを決めよう。どんな人生にしたい?人生の目標は何?そして、それを一緒に実現できそうな人をパートナーに選ぼう。学歴・肩書・年収、もちろん大事。でもそれだけじゃなくて、人生で一番感動したことや、人生が変わったターニングポイントを質問したりしてみよう。それに共感できるかって、重要なポイント。2,自分がうける層を見極める。”BBAだから高望みするな”、とか全部呪い。婚活は、たった一人のright personを探す作業。99人に嫌われても、1人に好かれればいいだけ。自分の価値を高く評価してくれる世界で婚活をすること。その世界がどこにあるかは、アポなどで試行錯誤して見つけていくしかないけど。3、へり下らない。「私なんて~」禁止。へり下ると、その隙を男はすぐに突いてくる。「こいつほっといても大丈夫だな。」と思われると、どんどん手抜きされる。「この子を繋ぎ止めておくには入籍しかない!」って思わせることができた結果がプロポーズだと思うの。残念ながら私もまだ成功してないけどねw婚活地獄真っ只中のあなたへ日本は同調圧力が強くて、こうあるべき、こうするべきっていうことがありすぎて辛いよね。20代前半のキラキラ女子時代にはわからなかった。”30代で未婚”というマイノリティに転落して初めて、世間の厳しさ・偏見を知った。だから結婚できていなくて焦る気持ちは死ぬ程わかる。妊娠願望があるなら尚更だよね。でも今一度、自分が本当にやりたいことは何だろう?自分が輝いて、ハッピーでいられる瞬間ってなんだろう?っていうところに照準を当ててほしい。今の私の肩書って、いい歳してリゾートバイトしてるフリーターっていう、かなりの苦笑もの。同世代では、大企業でマネージャー職に従事して、稼いでいるバリキャリ女子もたくさんいると思う。でも私は海が好きで、いろいろな場所に住んでみたくてこの生活を選んだ。自分の人生をどう生きたいかの軸も定まっている。結果、若くてまともな仕事に就いていた20代前半よりモテの質が向上した。この調子でいけば、近々結婚できる・・・と信じている。婚活女子よ大志を抱け。年齢で引け目を感じたりせず、自分に自信を持ってほしい。外野の意見に心を揺さぶられる日も、未来を悲観してしまう日もあるけれど。たった一人のright personを見つけるこの航海、一緒に進んでいきましょ!自分の軸を持って堂々と生きていけば、おのずと道は拓けると信じている。