おかげさまで2016年度も終わりに近づき、次年度につながることができました。今年はまちづくり団体の存続のため、会員拡大については力を入れ目標の10名を9月には達成し、拡大率55%となり、関東地区協議会(拡大33%達成)や埼玉ブロック協議会(拡大率トップでした)より表彰されました。2016年スタート時にいた会員は18名しかおらず、挨拶まわりしていた先輩から「今までで一番少ない」と言われたことを思い出します。ベテランメンバーが多く卒業した昨年、人数が減りともすれば自信を失ってしまった今のメンバーたちに「自分たちはできるんだ」という自信を出してもらう早い方法は表彰されることだと考え、何かしら賞をもらったりすることを作戦として考えていました。それはまちづくりの目標ではなく、あくまで会のメンバーが自信を持つためのプロセスでしたが。
現在28名(まだまだ少ないですが)となりましたが、卒業などでメンバーも増やしては減る状態ですが、2017年度スタートは会員数は純増となります。
人数の少なかった2016年1月当時、会をどう活性化させて人数を増やすか、思案していた時に、京都会議会頭所信で話があった「独立自尊」、私が福沢翁の大学に入学した当時に渡された「福翁自伝」を思い出しました。自らの才覚によって経済的に自立し、その上で己の信念のため国のため地域のために活躍する、仕事と理事長としての活動を両立させる良い刺激になりました。
組織は人がいないとはじまりません。質が先か数が先かという話もありましたが、それはその人それぞれの考え方です。ただし、質を論じて人や会を責めても何の物事も解決しない。一方で人は変わる場合があります。やる気がなくてもあるきっかけ(良い事業や良い友人)でやる気を出す人もいます。問題解決に向けて行動したほうが、よっぽどまちづくり運動をする団体にふさわしいです。まずは人を増やして、簡単なことから一生懸命やる姿勢を見せる、この団体で言えば「挨拶」「セレモニー」などの一つひとつの所作を大きな声できっちりやる、言うなればJCとして活動しやすい環境整備をすること、それをコツコツ継続することだと思います。続ければ一つの規律ができてそういう団体になります。また、そもそも人がいなければ、お金が集まりません。会のトップを経験してみて感じたのは運動する上で資金がないほどキツイものはありません。2年ぶりにキャンプ事業を行い予算を考えると本当にカツカツでした。新入会員の皆様に入っていただき、賛助会員も多くの先輩たちにお願いしてまわりました。新入会員の方々や先輩の方々の援助がなければ確実に赤字でした。
そんな中でも今年委員長になり様々な事業を一生懸命やっていただいた方々、また委員長の方々を見守っていただいたベテランメンバーの方々、スタッフとして理事会以外にも会議をしていただき、きちんと例会や事業がこなせるか、運営はできるか心配していただいたスタッフメンバーの皆様、そしてメンバーの皆様には大変お世話になりました。従業員に給料を支払い営利を追求する会社ではない、まちづくり団体のトップを経験させていただき、本当に様々なことを学びました。理事長の役割は今年で終了ですが、卒業まであと2年間あります。せっかく携わった会ですので何とか長続きするまちづくり団体となるよう数を増やし、コツコツと環境整備を行いながら、今の時代にあったよりより三郷青年会議所としたいですね。
一般社団法人三郷青年会議所 第38代理事長 松井健司

