[奈良県桜井市] 長谷寺 Part1 (真言宗豊山派総本山) | コンデジ片手に出かけよう

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真言宗豊山派の総本山・長谷寺(はせでら)。西国三十三所の第8番札所で、境内には牡丹をはじめ様々な式の色どりがあるため、四季を問わずに参拝客でにぎわいます。


☆長谷寺の略縁起 (長谷寺公式サイトによる紹介☆
当山は山号を豊山(ぶさん)と称し、寺号を長谷寺(はせでら)と言い、正式には豊山神楽院長谷寺と申します。


「隠国(こもりく)の泊瀬(はつせ)」と万葉集にうたわれていますように、この地を昔は豊初瀬(とよはつせ)、泊瀬など美しい名でよばれていたので、初瀬寺、泊瀬寺、豊山寺とも言われていました。
朱鳥元年(六八六)道明上人は、天武天皇の銅板法華説相図(千仏多宝仏塔)を西の岡に安置、のち神亀四年(七二七)徳道上人は、聖武天皇の勅を奉じて、衆生のために東の岡に近江高島から流れ出でた霊木を使い、十一面観世音菩薩をお造りになられました。

 


徳道上人は観音信仰にあつく、西国三十三所観音霊場巡拝の開祖となられた大徳(だいとく)であり、それ故に当山は三十三所の根本霊場と呼ばれてきました。
現在の長谷寺は、真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)の総本山として、 また西国三十三観音霊場第八番札所として、 全国に末寺三千余ヶ寺、 檀信徒はおよそ三百万人といわれ、 四季を通じ「花の御寺」として多くの人々の信仰をあつめています。


<境内紹介>
長谷寺の境内域は広大で起伏に富んでおり、数多くの堂宇が存在します。
そこで、2つの記事に分けて紹介していきます。
1回目は長谷寺入り口から、本堂までの紹介になります。

 

 

◎普門院&普門院不動堂

 

 

 




◎登廊
長谷寺は、初瀬山の山麓から中腹にかけて伽藍が広がります。入口の仁王門から本堂までは399段の登廊(のぼりろう、屋根付きの階段)を上るることになります。



◎宗宝蔵



◎梅心院

 




◎二もとの杉
源氏物語のヒロイン・玉鬘ゆかりの杉。メイン参詣ルートよりは少し離れています。

 

 

 



◎慈眼院



◎蔵王堂

 

 

 

 

 

 

 



◎紀貫之故郷の梅



◎馬頭夫人社

 

 

 

 

 

 



◎三百餘社



◎能満院&日限地蔵院

 

 

 

 

 

 

 



◎三社権現

 

 



◎愛染堂

 





◎本堂
慶安3年(1650年)に徳川家光により再建。解説は既出。

 

 

 

 




◇長谷寺の紹介サイト◇

 



◇長谷寺の基本情報◇
拝観時間:08:30-17:00 (4月-9月) / 09:00-17:00 (10月・11月・3月) / 09:00-16:30 (12月〜2月)※牡丹まつり期間等時間延長あり
入山料金:大人500円
山号  :豊山
院号  :神楽院
宗派  :真言宗豊山派 (総本山)
御本尊 :十一面観音(重文)
創建年 :伝・朱鳥元年(686年)
開山  :道明
正式名 :豊山 神楽院 長谷寺
別称  :花の御寺
札所等1:西国三十三所第8番
札所等2:真言宗十八本山第16番
札所等3:神仏霊場巡拝の道第35番(奈良第22番)
アクセス:近鉄大阪線『長谷寺駅』 より 徒歩約15分。
※優良駐車場あり
住所  :桜井市初瀬731-1


<西国三十三所の第8番札所>
◎本尊真言:おん まかきゃろにきゃ そわか
◎ご詠歌:いくたびも参る心ははつせ寺 山もちかいも深き谷川




<平安貴族に愛された長谷寺>


観音信仰の高まりに応じて、平安貴族に人気があった長谷寺。『源氏物語』『蜻蛉日記』『枕草子』『住吉物語』などにも登場しています。2024年の大河ドラマは紫式部を主人公にした『光る君へ』なので、それと呼応した特別な御朱印がありました。