[古市古墳群:施設] 藤の森古墳石室 (MOZU-FURU カード対象) | コンデジ片手に出かけよう

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近鉄南大阪線「藤井寺駅」から南に歩いて10分くらいの場所にある『藤井寺市立生涯学習センター』。この敷地内に『藤の森古墳石室展示施設』があります。

この施設は、MOZU-FURU CARD対象施設で、Top写真が表面、下記の写真が施設について説明されている裏面になります。



藤野森古墳横穴石室は、大阪府藤井寺市野中にあった古墳にあった石室及び形状を復元したもの。もともとの形状は円墳で古市古墳群を構成した古墳の1つになります。畿内の横穴式石室としては最古級の例として知られるが、現在では現地での墳丘は失われています。 

1965年(昭和40年)に、大阪府水道部美陵ポンプ場の建設に伴う発掘調査があり、以降は1993年(平成5年)、1996年(平成8年)の合計3回の発掘調査が行われました。





埋葬施設としては右片袖式横穴式石室が構築されており、南方向に開口する。石室の規模は次の通り。 
石室全長:約4.5メートル
玄室:長さ3.5メートル、幅1.5メートル
羨道:長さ約1メートル、幅0.8-0.9メートル

この石室は、美陵ポンプ場の建設後にはポンプ場内に移築されていましたが、現在ではアイセルシュラホール敷地内に移築され保存されています。



◇藤の森古墳石室の説明板◇