昨日(9/6)からの三日間は、開口神社の八朔祭
泉州最初の秋祭りと言うことで、4台のふとん太鼓が宮入します。
これが開口神社の本殿
開口神社は、千利休等が活躍していた時代には泉州国に属する『堺南庄』の会合衆の寄合場所でした。
千利休は開口神社の氏子でしたし、源氏物語を現代語に訳した与謝野晶子さんの生家は、この神社の近くでした。
開口神社の神紋は、3つの茄子になります。
本日の早朝には、境内に4台のふとん太鼓が有りました。
『隅田』のふとん太鼓
『大甲濱』のふとん太鼓
兜の飾りがポイントです。
大甲濱のエリアあたりには、神功皇后が三韓征伐から無事に帰った後に兜を脱いで埋めたという伝承が有るそうです。
『新在家濱』のふとん太鼓
新在家を英語表現したらニュータウン
1615年の大坂夏の陣で豊臣方に焼かれた堺の町
豊臣家が滅亡した後に徳川家主導による『元和の町割』で堺の環濠都市部が拡大復興された時にできた町になります。
『菊水の紋』は、南朝関連(楠木正成一族関連)になり、堺南庄は後醍醐天皇を頂点とした南朝と関連深いエリアでした。
『芦原濱』のふとん太鼓