塩津湊があるあたりは、びわ湖最北端に面する集落。江戸時代には、びわ湖独特の帆船「丸子船」の基地として大津湊に引けをとらない港町として繁栄しました。 他の集落には無い小規模な都市的集落の歴史を持っています。町並みは、宿場町の雰囲気で当時の建物も少し残っています。
敦賀に陸揚げされた海の幸や塩・米など を畿内へ運ぶ重要な塩津海道は「塩の道」ともいいます。
紫式部が父に同行して 越前へ行く際に通った道としても知られています。
現在の敦賀<ー>琵琶湖畔の交通・物流のメインは自動車でしょうか?
そして国道8号線には「道の駅 塩津海道あぢかまの里」というのが設置されています。
◇道の駅 塩津海道あぢかまの里の紹介サイト◇
<道の駅 塩津海道あぢかまの里の基本情報>
営業時間:09:00 - 17:00
(冬期間の12月から2月は09:00 - 16:00)
※土・日・祝日は1時間延長
定休日 :毎週火曜日、年末年始
住所 :長浜市西浅井町塩津浜1765
道の駅 塩津海道あぢかまの里の一角には「丸子船」の復元が展示されていました。
丸子船は、琵琶湖特有の形状進化をした船です。一番の特徴は、船体の両側の「おも木」と呼ばれる部分です。本来、「おも木(オモギ・オモキとも言う)」は準構造船の側面、もしくは側面下部の構造材を指します。丸子船はこの部分に大きな丸太を半割にし、そのまま取り付けるという、独特の手法を用いているとの説明がありました。