[源氏物語] ゆかりの地説明板No.09 平安宮内裏・淑景舎跡(桐壺) | コンデジ片手に出かけよう

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私の旅の思い出を紹介します。


平安御所の後宮の七殿五舎のうちの一つ。正式には淑景舎(しげいさ、しげいしゃ)といいます。淑庭に桐の樹が植えてあったことから、桐壺とも呼ばれます。

 

 

天皇の日常の御座所となる清涼殿から後宮の内では最も遠く、北東の方角にありました。

 




光源氏の母となる桐壺更衣が住んだ建物。桐壺更衣が亡くなったのち、光源氏の内裏での住まいになっていました。第二帖・帚木(ははきぎ)に出てくる有名な「雨夜の品定め(女性談義)」もここで行われました。




あと。「若菜上」「若菜下」で、光源氏の明石の上との間にできた娘(明石の姫君)が東宮へ入内した時の住まいは桐壺だったようです。



<参考情報>
この場所は、スマホアプリ・京都遺産めぐりの「平安宮内裏をめぐるー源氏物語ゆかりの地ー」のスタンプポイントにもなっています。