[源氏物語] ゆかりの地説明板No.33 棲霞観跡 (清凉寺) | コンデジ片手に出かけよう

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源氏物語ゆかりの地説明板No.33 棲霞観跡がある浄土宗寺院・清凉寺(せいりょうじ)。嵯峨天皇の皇子で「源氏物語」の主人公光源氏のモデルとされる左大臣源融(みなもとのとおる)の別荘・栖霞観があった場所になります。


源氏物語第18帖・松風で光源氏が嵯峨野に建てた御堂のことが書かれています。毎月の十四、五日、晦の日に行うべき普賢講の法会、阿弥陀仏の念仏、釈迦の念仏三昧をそれぞれ修させ、加えて行うべき行事を定めたことで、大堰山荘にいる明石の君他に会うことも書かれています。



源融の一周忌に当たる896年(寛平8年)に、融が生前に造立発願して果たせなかった阿弥陀三尊像を子息が造り、これを安置した阿弥陀堂を棲霞寺と号しています。



清凉寺境内には「源融公墓地」と書かれた石碑もあります。



◇清凉寺の紹介サイト◇

 


<清凉寺の基本情報>
拝観時間:07:00-17:00 (境内)
拝観料 :境内無料
宗派  :浄土宗
御本尊 :釈迦如来
住所  :京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46