[石川県金沢市] 茶室松涛庵(しょうとうあん) | コンデジ片手に出かけよう

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金沢21世紀美術館敷地内に移築された松涛庵。申し込めば茶室として利用することができるそうです。訪れた当日ですが、百万石茶会の茶席として立礼席がありました。金沢21世紀美術館の公式サイトで茶室松涛庵は次のように紹介されています。


この建物は江戸時代末期、加賀藩12代藩主 前田斉泰(文化8年~明治17年/1811~1884)により、江戸根岸の隠居所「冨有園」の居室として建築されたものです。天井や柱が紅殻塗りであったことから「赤い間」と呼ばれていました。


その後、鎌倉の別邸への移築を経て、昭和11年(1936)前田家16代 利為(明治18年~昭和17年/1885~1942)により、独立した数奇屋風の茶室として整備され「松涛庵」と命名されました。昭和54年(1979)金沢市内に移築され、平成13年(2001)金沢市が取得したもので、江戸時代末の風情を今に残す貴重な建造物であり、今回の移築にあたっては、この雰囲気を伝えることに努めるとともに、新たに椅子点前による立礼席と水屋などを増築しています。



見学したいというとボランティアガイドさんが現れて説明案内をしてくださいました。説明によると庭園は小堀遠州作だそうです