[源氏物語あらすじ] 第52帖・蜻蛉 (かげろう) | コンデジ片手に出かけよう

コンデジ片手に出かけよう

私の旅の思い出を紹介します。


第52帖・蜻蛉は薫27歳のころ出来事を語っています。
※Top写真は、宇治神社前にある浮舟と匂宮の像(雪景色)。初期段階では宇治十帖(橋姫から夢浮橋)のTop写真としていますが、後日変更の可能性もあります。
※この項目は、関連事項などの記事をアップしたらリンクアップデートします。

「蜻蛉」という題名は、薫が宇治の三姉妹との因縁を想い詠んだ和歌「ありと見て手にはとられず見ればまたゆくへもしらず消えしかげろふ」からきています。


源氏物語を現代語訳された与謝野晶子さんは、次のような和歌を載せています。
「ひと時は 目に見しものを かげろふの あるかなきかを 知らぬはかなき」

<第52帖・蜻蛉のあらすじ>
浮舟の姿が見えないので、宇治の山荘は大騒ぎとなり、やがて世間体を繕うため、遺骸もないままにその夜のうちに葬儀を営まれます。そのころ石山寺に参籠していた薫は、野辺送りの後に初めて事の次第を知ります。 
やがて薫は浮舟の四十九日の法要を宇治山の寺で盛大に営みます。


<第52帖・蜻蛉の主な出来事>
◎失踪した浮舟の葬儀が営まれる

◎石山寺で浮舟失踪の知らせを聞いた薫

◎薫が匂宮と浮舟の関係を知る

◎浮舟四十九日忌の法事