ジェニー・シ―レイ演出のR&Jは
彩の国芸術劇場で上演され先週リポートしたばかりです
そこではつらつとした演技を見せてくれた
ジュリエット役の中村ひとみさんと
シアターχ で行われた日本ろう者劇団の公演プレビューで
たまたまお会いしました
中村ひとみさんは大阪のろう者劇団「劇団鳳凰
」の看板女優です
稽古で大阪を離れてひと月になり
帰阪前日に見に来られたそうです
R&Jの楽屋通路でちょこっとお話ししただけなのに
向こうから気がついて話しかけてくださいました
実物は↑写真よりはるかに美しい感じのいいお嬢さん…ま、まさか本物のジュリエット
ふだんはろう者だけの劇団で活躍されていらっしゃって
手話で台詞をやりとりするわけですから、タイミングはぴったり合います
ところが今回のR&Jでは役者のほとんどは耳が聞こえ
聴覚障害者はひとみさんのほかは大橋ひろえ さんだけで
タイミングに苦労されたようです ↑ ミュージカル「もう声なんかいらない」の原作者 →
はじめは補聴器を外して読唇に務められたようですが
そうするとあまりにじーっと役者を見つめ過ぎるので
最後は補聴器の助けも借りたそうです
こうした苦闘は現実世界そのものの困難を映し出しているのかもしれません
舞台上に障害者の登場しない世界も
手話の通じない者が登場しない舞台もともに
理想化された作りものであることに違いはないのですから
