2024.1.9(火)
奈良・西ノ京寺社巡りコース 4㎞
近鉄ハイキング あみま倶楽部
先週に続いて、2回目の近鉄ハイキング。
前回、大和西大寺駅でチェックインしようとしたら、スタンプが2種類あった。
もう一つ、このあたりのコースが設定されているんだと、さっそく調べて歩くことにした。
たった4㎞だ。歩く時間は1時間くらいかも…お昼までには終わるな、と。
コースのスタートは近鉄の大和西大寺駅。
近いし、短いし、ゆっくり目のスタート。
9時過ぎに最寄り駅からJRに乗り、天理で近鉄に乗り換え。
9時48分、大和西大寺駅に到着。
電車を降りて、チェックイン場所の中央改札口付近へ向かう。
9時50分、大和西大寺駅、チェックイン。
スタンプゲット!
出るのは、ショッピングモールの脇にある南改札口の方から。
前回通った西大寺の前を通る。
そのまままっすぐ住宅街の中を歩いて行く。
15分ほどで「菅原天満宮遺跡天神掘」に到着。
住宅街の中に突然あった。
菅原道真公の産湯の池と称される史跡なのだそうだ。
冬なので松の木と赤い橋しか印象的な物はないが、中の丸い島に、春はツツジも咲くみたいだ。
そこからすぐに、日本最古の天満宮「菅原天満宮」
菅原家発祥及び、道真公生誕の地であるということで、表は狛犬だが、境内は、普通なら狛犬の位置に牛が鎮座。
菅原天満宮を出て、すぐに喜光寺。
本堂
この建物は行基菩薩が東大寺建立に先だって、この本堂を建立したという伝承から「試みの大仏殿」とよばれている。確かに、東大寺の大仏殿の建物によく似ている。
25分ほど拝観し、先へ急ぐ。
目の前の大きな道路を渡るために歩道橋にあがると、喜光寺の全体が一望できる。
伊丹空港行のリムジンから見えるお寺はここだったのか…と気が付いた。
イラストマップで目印の天満宮常夜燈
住宅街を抜け垂仁天皇陵へ。
北側の丸い方から遊歩道に沿って進む。
垂仁天皇は、家の近くにある崇神天皇の子である。
お父さんの崇神天皇陵は、山の辺の道の途中にあり、このあたりよりも、もっと田舎にあるのに、息子は街へ出て行ったんだ…などとどうでもいいことを考えながら歩く。
ここがちょうどくびれているあたり。
小さい島がある。
田道間守の墓(たじまもりのはか)と呼ばれている。
垂仁天皇の忠臣であった田道間守が、不老不死の霊菓を求めてくるように命じられ、中国大陸へ渡り、10年間掛けてようやくその実を持ち帰った。
ところが帰り着いてみると、垂仁天皇は1年前に亡くなっていた。
悲嘆に暮れる田道間守は、持ち帰った霊菓、非時香具菓(ときじくのかぐのこのみ)の半分を御陵に眠る垂仁天皇に捧げ、その陵の前で慟哭し、そのまま死んでいったとされる。
そんな忠臣だからこそ、お墓までも寄り添うようにあるんだと納得である。
いつもの御陵の写真だ。
ここまで来てハタと気が付いた。
喜光寺にチェックポイントがあったのに、チェックインをするのを忘れていた!
ここから最短距離で14分。往復で2㎞、約30分か…
急いで戻る。
11時15分、喜光寺、チェックイン。
ポイントゲット。
小さいミカンのような実がたくさんなっていたが、鳥がついばんでいて、外側の食べやすいところはほとんど実が無く、枝の入り組んだ内側にばかり実が残っていた。
次のチェックポイント唐招提寺に到着。
11時40分、唐招提寺、チェックイン。
ポイントゲット!
この唐招提寺と、この先の薬師寺は、2年前、神仏霊場会の御朱印をいただきに来て、拝観させてもらった。
今回、拝観はしないので、遠くから写真だけ。
向かい側には、とってつけたような屋根を付けたポストがあった。
「大和路おもいで発信ポスト」という名前らしい。なんか固いなぁ…
そのまま薬師寺の方へ行く。
そこを過ぎれば、最後のチェックポイント、近鉄西ノ京駅だ。
11時50分、西ノ京駅、チェックイン。
ポイントゲット!
いつも電車の中から見ていたが、今日は間近で!
11時55分発の電車に乗り、平端で乗り換え、天理へ。
乗り換え時間14分の間に、コンビニでランチになりそうなお弁当を物色、購入。
天理からJRに乗り換え、13時前に帰宅。
思ったより時間がかかったなぁ~
チェックインを忘れてしまうという、スタンプラリーでは最も初歩的なミスをしたが、30分でリカバリーができ、拝観時間も含めて、スタートからゴールまで約2時間のハイキングだった。
本当は4㎞のコースだったが、家からの分を入れて、7.5㎞。
冬にしては穏やかないい日だった。