2023.11.1(水)②
鹿苑寺(ろくおんじ)
アクセス
宝鏡寺を出て、堀川寺ノ内のバス停に着いた時は11時20分を過ぎていた。
次は32分か…と思って待っていたら、バス停のバス接近情報というのか、それが急に光り、間もなく来る表示に。
11時17分のバスが、どうやら遅れて到着のようだ。
来たバスに乗り、金閣寺へ向かう。
バスに乗り、ぐるっと見渡したが空席が無く、つり革を持ったその時、すぐ近くに座っていた外国人の青年が、「どうぞ」と席を譲ってくれた。
実は、席を譲られたのは初めてだ、と思う。
えっ、そんなに年寄りに見えたのか…
いや、外国の人だから、レディファーストだったのか…
ちょっとだけ、悶々としたが…
ご厚意は素直に受けた。
約20分で金閣寺道へ到着。
バスを降りてから、どっちへ行くのか調べてなかった。
人の流れに沿って行けば間違いないだろう。
バスの進行方向の方へ進み、左に曲がり大きい道路に沿って進むと、前方に金閣寺の表示。
信号を渡る。おぉー、外国人がいっぱい。
そういえば、バスで席を譲ってくれた外国人のお兄さんもすぐ前を歩いていた。
ここのもみじは少し色づいていた。
この特別公開の拝観も今日の目的の一つだ。
拝観
「鹿苑寺は、お釈迦様の骨を祀った舎利殿が特に有名で、通称「金閣」と呼ばれている」とある。
そう、ここは金閣寺!
教科書で習った通り、ここは室町時代三代将軍足利義満にちなんだお寺だ。
門を入る。
今回で3回目だと思う。
若い時に来た記憶はあまり残っていない。
金ピカの金閣寺を見たなぁという感覚だけだ。
総門
総門を入って左側に、鐘楼、そして巨木「イチイガシ」
この先に、受付があり、入場券の御札とリーフレットをいただく。
拝観料 500円
入場口から入り進んで行くと、左側にかつての庭園の跡地
そこを過ぎると、見えてきた!
舎利殿、金閣が!
みんな写真を撮っている!
これぞ金閣!ここが写真の最適地!
少し先へ進むと、やや右側から見る形になる。
池の風景も入れてみる。
何枚撮れば気が済むのかと思うほど、何枚も撮ってしまう。
右側に、横へ入る脇道があり、柵越しに方丈の庭が覗ける。
帆掛け船の形に仕立てた五葉松「陸舟の松」
最初に見たところのちょうど右横側になる。
近くで見られるが、なんだか金箔を貼ったのっぺりとした感じに見える。
一層(1階)の部分が、白くなったせいか、平面状になったからか、写真映りは最初に見えたところの方がダントツにいい。
最初に見た金閣寺の反対側から見た様子だ。
叶わぬことではあるが、池に張り出した縁の所に行ってみたい…
ここまで来たら、順路は細い上りになって金閣から遠ざかっていく。
道が少し狭くなり、逆行はできない。
この先は流れに沿って歩くしかないのだ。
銀河泉
義満がお茶の水に使ったといわれている。
いまでも少しずつ湧いて出ている。
厳下水
こちらは、義満が手洗いに用いた場所。
金閣寺垣
両側に低い竹垣があり、右と左の組み方が違うのが特徴だ。
左は横木が1本で、右は2本になっていた。
龍門滝
滝の下の斜めの石が、鯉がこれから瀧を登って行き、龍になる姿を現しているという。
まん中の斜めになった石が鯉魚石(りぎょせき)
安民沢(あんみんたく)という池の小島に、白蛇塚という石塔。
小学生の遠足か修学旅行の団体がいた。
そのバスガイドさんが、
「ここが金閣寺が見える最後のポイントです!よーーく見ておきましょう!」と。
私も見ておかなきゃ!と、写真をパチリ。
このあとは、流れに沿って進み、不動堂へ。
不動堂の先、右側に朱印所がある。
参拝者の割に、御朱印を希望する人が少ないのか、待ち人は無くすぐにいただけた。
神仏霊場の御朱印 300円
御朱印をいただいたら、もうこの先は出口になる。
このあたりまで、ゆっくり拝観して、拝観時間は30分ほど。
期間限定の特別公開、方丈はどこ?
チケット売り場の横のあったところの横に気になるところがあったので、出口を出て、もう一度、受付の近くへ戻る。
唐門が開いていて、中に受付があった。
どうやらここが、この秋の特別公開、方丈の場所らしい。
順路的には、こちらを先に見て、金閣を拝観した方がいい。
が、ここまで来たら、やっぱり先に金閣が見たい!との思いが勝り、先に金閣の方へ行ってしまったのだ。
受付で拝観料を払う。
拝観料 1,000円
袋をもらい、脱いだ靴を入れて奥へ入っていく。
中は、襖絵、像、庭も、すべて撮影禁止。
ふーん、こんな感じなんだ…
内部の拝観、終了。
特別公開、できれば、あの金閣の内部をして欲しい。
庫裡
鬼瓦が立派!
これで、久しぶりの金閣寺、拝観終了。
特別公開の方丈もあわせて、拝観時間 約50分
やっぱり、金閣寺はピカピカできれい。