2023.11.1(水)
京都駅から、京都市営バスに乗り、宝鏡寺へ向かった時のことだ。
9時53分発の、京都市営バスに乗り、京都駅から堀川寺ノ内へ。
京都市営バス、久しぶりだ。
バスに乗ったとたん、いつもと何かが違う。
運転手さんが、しゃべるしゃべる。
まずは両替の説明を、日本語で。
その後に、英語での説明も運転手さんがしている。
このあたりまで、道路事情で少し遅れ気味。
バス停で停まる時も、バス停近くに車が駐車してある時は、少し離れて止まる旨、細かい説明が続く。
信号待ち、カーブはもちろん、道路の凹凸で揺れるところまで「この先揺れます」と説明してくれる。
堀川丸太町のあたりで、「混雑はこのあたりまでで、後は巻き返し、終点の西賀茂車庫前では遅れなく到着できる予定です。」と…
まるでバスガイドさんが乗っているのか、DJでも聞いているかのような気持ちになってくる。
しゃべりを聞き慣れてきたころ、堀川今出川でも、「この先揺れます」とのこと。
確かに、道路の凹凸のせいかバウンドした。
運転する路線を熟知して、細かな実況をしてくれた。
京都市営バス、こういう方針なのか?と思った。
が、同じ日に、そのあと2回、京都市営バスに乗ったが、後の2回は普通の運転手さんだった。
いつも一人旅で、乗り間違えていないか緊張で乗っているか、疲れてぼんやり乗っているかなのに、まるでガイド付きツアーバスに乗ったかのような、わくわく感を味わった。
「当たり」だったのだ。
運転手さんは「長谷川さん」という名前だったと思う。
またいつか、この運転手さんのバスに乗れますように!
10時20分到着予定だが、少し遅れて到着。
堀川寺ノ内、バス停前の銀杏並木はこれからだ。
なんか、楽しい1日になりそうな気がした。