2023.5.9(火)③

大聖寺(だいしょうじ)

 

 

アクセス

 

京都市営地下鉄の今出川駅、2番出口から出たら、目の前にお寺!

ここで合ってるはずだと思いながら近付く。

間違いない!

薄くではあるが、ちゃんと「大聖寺」と書いてある。

 

御寺御所(おてらごしょ)ともいわれ、歴代24人の内親王が住持を務めた、天皇家ゆかりの格式高い尼門跡寺院である。

 

このお寺、通常非公開のため、本当に御朱印をいただくためだけに来た。

 

ごくたまに、御所風の優美な枯山水庭園や、明治天皇の御椅子や、洋装の御所人形、望月玉川(もちづきぎょくせん)筆「秋草に鹿図」「波に鶴図」などの襖絵、「源氏物語図屏風」など貴重な寺宝の見学が可能になる。

 

前回は2020年に、その前は2013年にあったらしい…

 

 

拝観

 

管理の業者の方が作業されていて、もちろん拝観の人はいない。

 

恐る恐る入る。

 

すごくすっきりとした庭というかアプローチだ。

 

入ってすぐにアヤメ?の植え込みの中に石碑。

花山院慈薫さんの歌碑らしい。

花山院慈薫さんは、華族の家に生まれ、幼い頃から尼となるべく大聖寺で育ち、平成18年に96歳の天寿を全うされた大聖寺27代門跡である。

 

向かい側に「花の御所」の石碑。

「花の御所」は足利将軍家の邸宅の通称である。

四季の花がいろいろ植えられ、華麗を誇り、この名称がついたといわれている。

この場所は、足利三代将軍義満が造営した「花の御所」跡地の一部なのだ。

 

かつてはどんなだったんだろうと想像が膨らむ。

 

本堂

ここしか入口がないが閉ざされている。

 

困ったと思ってふと見ると、正面の壁に小さく案内が出ていた。

矢印の先は板戸がある。

板戸を開けて入る。

普通のお家の様な玄関があった。

インターホンを押すとピロロピロロとしっかり呼び出してくれている。

待つこと5分。

お寺だけに奥に広いから、玄関まで時間がかかるのかもと思ったが、もう一度、インターホンを押す。待つことさらに5分…

返事はない。

恐る恐る戸を開けてみた。

 

中に、お寺の紹介のポスターと、その横にブザー!

もとい、ベル(ベルと書かれてあるのでベルと呼ぶ)があった!

 こちらを押す。

ジリリンというような音がして、程なく、かなりご年配の尼さんが出てこられた。

御朱印を書いてくださる方が外出中で、今は書ける者がいないとのこと。

「あとでまた来ます」と、大聖寺を後にし、次に予定していた相国寺に行った。

 

再び大聖寺

相国寺、御霊神社と拝観。

 

朝、一度訪れた大聖寺へもう一度向かう。

 

お昼も近いので、おなかも空いて来た。

道路の向こうに何やら行列。

ラーメン屋さんだ。

若者ばっかりだ…同志社大学の学生か?

 

すぐ近くに、またまた同志社大学の建物。

法科大学院と書かれてあった。

チャペルをイメージしているのか?

最上階のガラス窓の部分はどうなっているんだろう?

入れないけど、気になる。

 

再び、大聖寺。

御霊神社からは、地下鉄ひと駅分あったが、歩いて10分ほど。

迷うことなく、まっすぐ奥へ進み、板戸を開け、内側の戸も開けてベルを押す。

 

朝と同じ、ご年配の上品な尼さん。

「今、電話中なので少しお待ちください」とのこと。

ほどなく、若いきれいな尼さんが出てこられた。

 

御朱印帳を渡し、神仏霊場の御朱印をお願いする。

 

御朱印代 300円

 

無事、御朱印を手にし、大聖寺を後にする。

 

 

帰路

大聖寺を出て、「beer&pastaスケルツォ」でランチを食べ、今出川駅へ向かう。

 

12時半、さっき見たラーメン屋さんは、長蛇の列になっていた。

 

12時41分、今出川発の地下鉄に乗り、12時51分、京都着。

13時7分、京都発、13時51分、奈良着。

 

朝、外国人の多くの旅行者が、奈良行きの電車に乗っていて、奈良へ行くんだろうと思っていた。

この電車も外国人の旅行者が多く乗っていたが、宇治で多くの外国人旅行者が降りて行った。

 

京都と奈良を結ぶ、JR奈良線は、宇治を通る。

宇治といえば、そう、平等院鳳凰堂だ!

そうか、こっちだったか…

確かに、平等院鳳凰堂はすばらしい…

 

奈良で乗り換えの待ち時間、30分をセリアで時間つぶしをし、15時前に帰宅。

 

今日の交通費 2,440円

 

今日の万歩計

半日だったのでこんなもの。

平坦な所ばかりで疲れはあまりない。

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2023.5.15(月)

 

今日、ニュースで、「上皇ご夫妻が皇室ゆかりの京都「大聖寺」へ」と!

 

【ニュースの概要】

上皇ご夫妻は15日、皇室とゆかりの深い尼門跡寺院「大聖寺(だいしょうじ)」(京都市)に足を運び、明治天皇の皇后である昭憲皇太后が儀式の際に着用した最も格式が高いドレス「大礼服」の修復が完了した姿をご覧になった。

 

大礼服は明治時代末期に昭憲皇太后が同寺に下賜(かし)。

平成30年から修復が始まり、今年2月に完了した。

 

130年以上前に作られたこの大礼服は「トレーン」と呼ばれる長い引き裾が特徴で、バラの模様と刺しゅうが施されている。

 

 

 

大聖寺、先週、行ったばかりではないか…

この行事が控えていたので、管理の人が入ったり、何か打ち合わせや準備で外出されたりして忙しかったのかも…

 

忙しい時期に、ほんの数分とはいえ、御朱印を書いてくださり、本当にありがとうございます。

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