2023.4.14(金)②

 

水無瀬(みなせ)神宮

 

アクセス

大阪、高槻市の神峯山寺から水無瀬神宮へ向かう。

 

10時26分、神峯山口から高槻市営バスに乗る。

高槻駅が近づくと、バスの料金が出るところに、直近のJRの電車の時刻表が表示される。至れり尽くせりのバスだ!

 

10時51分、JR高槻駅北に到着。

すぐ前のJRの駅から、10時58分の電車に乗り、京都側へひと駅、隣の島本という駅へ行く。

 

駅は2階にあり、外へ出るためにエスカレーターを使う。

私の前に誰もいなかったので、どっちに立てばいいのか迷う。

ここは、大阪?京都?

もし大阪ならエスカレーターは、奈良と同じで右側に立つ。

京都なら左側だ。

反対側に立ち止まって、後ろから急いでいる人の邪魔になるといけないと思い、立ち止まるのをやめ、ゆっくり歩きながらエスカレーターを下りた。

 

高槻が京都との境目のような気がしていた。

エスカレーターを下りてから、水無瀬神宮へ行くためにグーグルマップを見ると、まだ大阪だった。

 

島本の次の駅、サントリーの山崎で有名な山崎駅からが京都だった。

 

島本の駅を出ると、遊歩道なのか、線路に沿ってきれいな道路がある。

ここを歩き、この先の踏切を渡って、右へ折れ、その先を左へ…という感じで行くと、18分かかっていた。

HPのアクセスのところには徒歩10分とあったが…

 

 

拝観

住宅街の中にこんもりとした木々のあるエリアがあり、そこが水無瀬神宮だった。

 

鳥居をくぐる。

狛犬がいない⁈見落とし?

 

水無瀬神宮は、後鳥羽天皇の離宮跡であり、天皇の御意志で、この地に御霊を弔うために建立された。

 

以前、NHKの歴史探偵という番組で、承久の乱のテーマの時に、ちょうど水無瀬神宮が出ていたので録画し、先日見直しをした。

境内で蹴鞠をするところも見せてくれていた。

 

神門の所に「けまりお稽古 都合により 中止となりました。」との立て看板が出ていた。定期的にお稽古の会があるようだ。

伝統は守られている。

右側に「洗心流華元」とある。

このあと拝殿でお詣りした時に、拝殿右奥に立派な生け花が置いてあった。

これだったんだと思う。

 

石川五右衛門の手形もあり、情報盛りだくさんの神門付近だった。

 

 

拝殿の前に、少し広くなった場所があり、地面も玉砂利ではなく、蹴鞠ができそうな感じになっていた。

隣に保育園があり、境内は静寂というわけにはいかないが、元気な声が聞こえてくるのも、それはそれで楽しく感じた。

 

拝殿

拝殿でお詣り。

拝殿の奥にりっぱな生け花が飾ってある。

 

拝殿にお詣り後、左手にある客殿横の社務所で、神仏霊場の御朱印をいただく。

御朱印代 500円

 

拝殿と客殿の間、奥の方に、茅葺の茶室「燈心庵」が少しだけ見える。

気になるが、拝観は予約制。

予約するためには5名以上でないと無理なので、私では無理だ…

 

この水無瀬神宮で有名なのは、「名水百選」に選ばれた「離宮の水」である。

 

手水舎

 

お正月には、ここ一面に菊の花が浮かべられ夜間のライトアップもあるそうだ。

 

ここに名水の証が!大阪府では唯一とのこと!

 

この蛇口から自由に名水をいただけるようだ。

地元の人が、何人も、ポリタンクを持って汲みに来られていた。

 

 

夏には、「招福の風」という催しもある。

風鈴や風車がたくさん飾られる。

風鈴の間を通ってお詣りするのもなかなかステキではないか…

 

行事に合わせてくればよかったかと思いながらも、拝観終了。

 

拝観時間15分

 

来た道を戻り、JR島本駅から京都駅へ。

 

次は京都駅でランチをしてからの東寺だ。